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プケッティ柄の壁紙が貼られた室内と窓辺の花瓶を背景にマリメッコの壁紙DIYを紹介するアイキャッチ

はがせるマリメッコ壁紙!シールや糊で失敗しない賃貸DIYの貼り方

こんにちは。山口です。

「お部屋の壁に大好きなマリメッコの柄を貼ってみたい!」

北欧インテリアのアクセントとして、ウニッコなどのマリメッコ壁紙は当店でも常にトップクラスの人気を誇っています。

でも、いざ自分のお部屋に貼ろうとすると、「賃貸だけど、あとで綺麗にはがせるの?」「不器用だからDIYで貼れるか不安……」「シールと粉のり、どっちを使えばいいの?」と、最初の一歩を踏み出すのに勇気がいりますよね。

そこで今回は、日々たくさんのお客様から壁紙の相談を受けている当店WALLPAPER STOREが、マリメッコの壁紙(フリース素材)を失敗せずに美しく貼るためのコツを徹底解説します!

手軽なシールタイプと粉のり施工の違いから、初心者でも安心なDIYの手順、業者さんに頼む際の注意点、そして「寸足らず」を防ぐ賢い買い方まで、プロの現場のリアルな声とともにお届けします。

この記事を読み終わる頃には、きっと「私にもできそう!」とDIYの準備が楽しみになっているはずですよ。それでは、さっそく見ていきましょう!

マリメッコの壁紙は賃貸の部屋でも「はがせる」?

「マリメッコ(Marimekko)の柄は大好き。でも、うちは賃貸だから……」お店でお客様とお話ししていると、本当によく聞く言葉です。でも、実はマリメッコの壁紙って、賃貸のお部屋でも「はがせる」ことを前提に楽しめるんです。

赤い花柄の壁紙の裏面の剥離紙をめくって貼ろうとしている様子

日本の壁紙とは違う?秘密は「フリース(不織布)」素材

その最大の秘密は、壁紙の「素材」にあります。 日本の一般的な賃貸で使われているのは、ほとんどが「ビニールクロス」。いきなり素材と言われてもピンとこないかもしれませんが、今あなたが触れているその壁、表面がビニールでできている可能性がすごく高いんです。

一方で、マリメッコの 輸入壁紙フリース(不織布)」という素材が主流。 身近なもので例えると、不織布マスクをイメージしてみてください。繊維が絡み合っていて、簡単には破れない丈夫な素材ですよね。気になる方は、ぜひ手元のマスクを触って質感を確かめてみてください(笑)。

賃貸の原状回復も安心!ペラーッとはがせる理由

実はこのフリース素材、とっても優秀なんです。繊維が重なり合っているおかげで、「専用のはがせる糊」を使えば、糊のデンプンの力で壁にしっかり密着。なのに、はがす時はぺりぺり〜っと綺麗にめくれる。

退去時の原状回復なんて、拍子抜けするほど簡単。端っこを少し浮かせて、そのままペラーッと引っ張るだけ。日本の壁紙を無理にはがそうとして、薄い裏紙が壁にこびりついて取れない……なんていう悲劇も、フリースなら起こりにくい設計になっています。

「えっ、こんなに綺麗にはがれるの!?」初めて体験される方は、みなさん決まって驚かれます。

賃貸OK!「シール」と「粉のり」どちらを選ぶ?貼り方と特徴を比較

シールタイプの壁紙と糊を使うタイプの壁紙の貼り方を比較しているイメージ

マリメッコの壁紙を賃貸に貼る方法として、よくご相談いただくのが「シール」と「糊(のり)」の2択です。どちらも「はがせる」という点では同じですが、実は貼りやすさや将来の剥がしやすさに、ものすごく大きな違いがあるんですよね。

省スペースや水回りに!手軽な「シール」の選択肢は2つ

「糊は面倒だから、手軽なシールで貼りたい!」という方には、当店では大きく分けて2つの選択肢をご用意しています。

1つ目は、マリメッコの「リメイクシート」。ウニッコやプケッティなど、みんなが大好きな有名柄が揃っています。ペタッと貼るだけの手軽さはもちろんですが、実は「防水タイプ」なのが最大の強み!水はねが気になる洗面室やトイレ、なんとバスルームにも貼れちゃうんです。サッと拭けるからメンテナンス性も抜群ですよ。

2つ目は、「輸入壁紙のシール加工」。こちらは、本格的なフリース素材の輸入壁紙の裏面に、個別にシール加工を施すというもの。リメイクシートより厚みがあって丈夫なので、下地のデコボコも拾いません。弱粘着加工にするため、ある程度の貼り直しもしやすいのが特徴です。

こちらの2つのシールタイプについては個別でのご案内となります。「トイレの1面だけ」や「洗面所の水はね防止に」など、貼ってみたい方は、ぜひLINEからお気軽にご相談くださいね。

でも、実際に店頭でご案内していくと、やっぱり粉のりを選択されるお客様が多いです。

なぜかというと、シールの粘着剤って、日光(紫外線)に当たり続けたり経年 劣化 したりすると、壁にガッチリくっつきすぎたり、逆にベタベタに溶けてしまったりするから。数年後にはがす時の状態が、どうしてもお部屋の環境に左右されやすいという弱点があります。

仕上がりと将来の安心で選ぶなら「粉のり」施工【推奨】

白い刷毛で黒いプラスチック製のカゴの縁に糊を塗っている様子

広い面積に貼る場合や、退去時のトラブルを絶対に避けたいなら、私が強くおすすめするのはやっぱりフリース専用の「粉のり」を使った施工です。

「糊を使うなんて本格的すぎて難しそう」「部屋が臭くなりそう」と身構えてしまうかもしれませんね。でも、実は初心者の方にこそおすすめしたい理由がたくさんあるんです。

まず、この「粉のり」の主成分は「デンプン」です。強力なボンドのような合成樹脂系の接着剤は使っていないんです。水でふやかして使うんですが、小学生の頃に図工で使った「黄色いカップの糊」、あれをイメージしてもらうと分かりやすいかも!

水が乾くことで、デンプンの力で壁とフリース壁紙をくっつけてくれる仕組みです。だからボンドのようにベタベタしませんし、何よりすごいのが「匂いがほとんどしない」こと。「糊って臭そう……」と心配される方も多いんですが、本当に気にならないレベルなんです。

もし端から糊がはみ出しても、水を含ませた雑巾でサッと拭けば綺麗に取れます。服や手についても水でサッと洗い流せるので、お子様と一緒に作業するのも安心なんですよ。

さらに、糊が乾くまでの間は、壁の上で紙をツルツルと滑らせて動かせるという最大のメリットがあります。マリメッコの命とも言える「ウニッコ」などの大柄も、壁に貼った状態でじっくり柄合わせの微調整ができるんです。

準備する道具は少しだけ増えますが、扱いやすさや仕上がりの美しさ、数年後にペラーッと綺麗に剥がせる安心感を考えれば、間違いなく「糊」が正解です。

【DIY】粉のりで貼る!失敗しないマリメッコ壁紙の施工手順とコツ

今回は、粉のりを使った壁紙の貼り方をご紹介します。輸入壁紙であるマリメッコの「フリース素材」に特化した貼り方なので、「よし、粉のりで貼ってみよう!」と決心された方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

準備するもの:定番の「スーパーフレスコイージー」と基本の道具

まずは道具の準備から。絶対に欠かせないのが、はがせる粉糊の定番「スーパーフレスコイージー」です。

その他に基本となる道具は、「ローラー」「ハケ」「撫でバケ」「地ベラ」「竹べら」「ジョイントローラー」、そして「カッター」。

「えっ、一つずつ自分で揃えるの?」と少し不安に感じるかもしれませんが、ご安心ください!当店では、届いてすぐに始められる便利な道具セットをご用意しています。

しっかり本格的に貼りたい方へ

必要な道具がバケットやスポンジまで全て揃った「施工キット11点セット」がおすすめです。

まずは手軽に始めたい初心者の方へ

万能スムーサーなどを活用し、必要最低限の道具だけをギュッとまとめた「初めての道具セット」なら、3300円で始められます。

もちろん、どちらのセットにも専用の粉のりスーパーフレスコイージーがちゃんと入っています。ご自分の挑戦したい規模に合わせて選んでみてくださいね。

一番の不安「柄合わせ」は、実は並べて貼るだけで簡単!

青い模様の壁紙の柄を合わせながら貼っている様子

マリメッコの壁紙を貼る上で、お客様から一番よく不安のご相談をいただくのが「柄合わせ」についてです。

ウニッコなどの大きなデザインは、隣り合う壁紙の柄がピッタリ繋がるように、少しずつズラして貼っていくことになります。これだけ聞くとすごく難しく感じてしまうかもしれません。でも、実はそんなに構えなくても大丈夫!フリース壁紙は、ただ隣の壁紙にピタッと並べて貼っていくだけなんです。

日本の国産クロスを貼る時のように、2枚を重ねてから間をカッターで一緒に切る「重ね切り」という一番難しい作業がないので、初心者の方でも安心して挑戦できるんですよ。

▶︎ フリース壁紙の貼り方!動画付きで解説◎

【プロ依頼編】施主支給で業者さんに依頼する際のマナーと注意点とは

赤い花柄の壁紙が貼られた和室に同じ柄のクッションが置かれている様子

自分で貼るよりプロに頼みたい...そんな方は「施主支給(せしゅしきゅう)」という方法があります。業者さんに材料を渡して、貼ってもらうことです。新築中の方や、リフォームのタイミングで依頼する方が多いですよ。

でも、賃貸など原状回復が求められる場合は、職人さんではなくDIYで貼るのが基本になります。状況によって向き不向きがあるので、プロに頼む際のポイントを整理しておきましょう。

プロに頼むなら「国産」という選択肢も

今回ご紹介しているDIY向きの「フリース壁紙(輸入)」以外にも、実は日本国内で製造されている「国産マリメッコ壁紙」も存在します。

こちらはプロの職人さんが使い慣れているビニールクロス素材なので、新築やリフォームのついでに貼ってもらうなら、こちらの方が施工費を抑えられる場合もあります。ただし、「輸入」と「国産」では選べるデザインや質感が全く違うので注意が必要です。

「どっちを選べばいいの?」と迷ったら、こちらの比較記事もチェックしてみてくださいね。

▶︎【徹底比較】マリメッコ壁紙の「輸入」と「国産」の違いとは?

職人さんには「商品ページ」や「実物サンプル」を見せる

さまざまな北欧風デザインのカラフルな壁紙サンプルが並べられている様子

いざ職人さんに「マリメッコを貼ってほしい」と伝えるとき、一番大切なのは正確なスペックを共有することです。

日本の壁紙と輸入壁紙では、サイズも素材も、適した糊の種類も全く異なります。口頭だけで伝えるのではなく、スマホで当店の「商品ページ」を見せたり、可能であれば「実物のサンプル」を直接手渡して確認してもらうのが一番確実です。

職人さんに「あ、これならあの糊でいけるね」と事前に理解してもらうことで、当日のトラブルを防ぐことができますよ。

賃貸の「はがせる施工」はDIYが基本

ここが意外と知られていないポイントなのですが、賃貸で「最後にはがせるように貼ってほしい」という依頼は、プロの職人さんには基本的にお願いできません。

職人さんの仕事は、あくまで「美しく、剥がれないように貼ること」がプロとしての責任だからです。剥がすことを前提としたデンプン糊での施工は、基本的にはDIYの領域。もしどうしてもプロに頼みたい場合は、輸入壁紙の施工に慣れた専門の業者さんに相談してみてくださいね。

寸足らずを防ぐ!注文前に必ずチェックするマリメッコ壁紙を買うコツ

「よし、マリメッコの壁紙を買おう!」と決まったら、カートに入れる前にもう少しだけ確認を。

いざ届いてから「長さが足りない!」「イメージと違う!」と後悔しないために、私たちが必ずお伝えしているチェックポイントをご紹介します。

要注意!ウニッコなどの大柄は「リピート(柄合わせ)」の計算を忘れずに

花柄の壁紙パターンのリピート配置を示した図

初心者の方が一番やりがちな失敗が、「必要な長さが足りなかった……」というトラブルです。

マリメッコのウニッコのように大きな柄が入っている壁紙は、隣り合う壁紙の柄をピッタリ合わせる必要があります。この柄の繰り返し間隔のことを「リピート」と呼びます。

柄を合わせるためにこのリピート分を計算に入れると、少しずつ余分にカットして捨てる部分(ロス)が出ます。単純に「壁の高さ」だけで必要な長さを計算してしまうと、高確率で寸足らずに!柄が大きいほどこのロスは増え、場合によっては想定より1ロール多く必要になることも珍しくありません。

計算が不安ならプロに丸投げ!LINEで相談を

「リピートの仕組みはわかったけど、結局何本買えばいいかわからない!」という方は、無理にご自身で計算しなくて大丈夫です。

当店のLINE公式アカウントに、貼りたい壁の「実際の高さと横幅(実寸)」、そして「壁の全体がわかる写真」をお送りいただければ、必要な本数の目安を計算いたします!

実はお部屋の壁って、綺麗な四角形とは限らないんですよね。窓やドアがあったり、梁(はり)が出っ張っていたり……。写真があれば、私たちスタッフからも「ここの寸法も教えてもらえますか?」と的確に確認ができるので、計算のズレをグッと減らすことができます。

写真と壁の実寸さえあれば大丈夫!注文前に不安なことは、ぜひお気軽にLINEでご相談くださいね。

まとめ:準備をしっかり整えて、憧れのマリメッコ壁紙DIYを楽しむ

赤い花柄の壁紙に触れる赤ちゃんを抱いた大人の様子

いかがでしたか?今回は、賃貸でも楽しめるマリメッコ壁紙の貼り方や、失敗しないためのチェックポイントを解説しました。

賃貸や広い面には、綺麗にはがせる「フリース専用の粉のり」がおすすめ

「重ね切り」不要のフリース壁紙は、初心者でも意外と貼りやすい!

省スペースや水回りには、手軽な「シール加工」や「リメイクシート」の選択肢も

大柄の「リピート」計算が不安な時は、迷わずLINEで写真付きで相談!

「柄合わせができるかな」「うまく貼れるかな」と最初は少しドキドキするかもしれませんが、お気に入りのウニッコ柄が少しずつ壁に広がっていくワクワク感は、DIYならではの特別な体験です。

WALLPAPER STOREでは、必要な道具が揃った便利なセットや、事前のサンプル取り寄せ、そしてLINEでの個別サポートなど、皆さまの壁紙DIYを全力で応援しています。

準備をしっかり整えて、ぜひあなたのお部屋を大好きなマリメッコの世界にチェンジしてみてくださいね!

株式会社ミライズ 山口剛
山口 剛 (WallStylist & チームスタッフ共著)

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山梨県出身。家業である壁紙の卸業を継ぎながら、壁紙専門店「WALLPAPER STORE」のウェブ編集者として活動中。子どもの頃から壁紙という素材に親しみ、その魅力に気づいたのは大人になってから。「空間を一変させる壁紙の力」に感銘を受け、家業とともにインテリア業界での新たな挑戦をスタートしました。 「WALLPAPER STORE」では、壁紙の魅力をより多くの人に届けるため、サイトやSNSで情報を発信しています。DIY好きのチームメンバー「かべのこ」「くーちゃん」「あさくま」そして施主の想いや暮らしに寄り添いながらインテリアを一緒に創り上げる「ウォールスタイリスト」とともに、初心者にも取り組みやすいアイデアをブログやコンテンツを通じてお届けしています。

Profile

1983年、山梨県甲府市生まれ。慶應義塾大学SFC卒業後、インテリジェンス(現パーソルキャリア)に新卒入社。事業企画担当として、中期経営計画策定や予算管理、プロジェクトマネジメントなどに従事。関連会社の統合や事業譲渡、合弁会社立ち上げといった幅広い経験を積む。週末は息子のサッカーに付き添いながら、自分より熱が入ってるかもと思うこともしばしば。根っからの浦和レッズファンで、週末のTV観戦が何よりの楽しみ。子どもが寝た後は、ビールを片手にAirPodsで大音量観戦するのが最高のリラックスタイム。たまに盛り上がりすぎて家族に突っ込まれるけど、それもご愛敬。