こんにちは、あさくまです。
今回は、当店でも長く愛されてきた
惜しまれつつも廃盤となってしまったBN WALLCOVERLINGSの人気シリーズですが、実は今、店頭にはわずかに在庫が残っています。
ゴッホの作品をモチーフにしたこの壁紙は、まるで本物の油絵のようなテクスチャーが魅力。輸入壁紙の印刷技術の高さを感じる一枚です。
私自身も「いつか家を建てたらゴッホの壁紙を使いたい」と家族と話していたほどのお気に入り。だからこそ、もう手に入らないと知ったときは本当に残念でした。
輸入壁紙との出会いは、まさに一期一会。このページでは、在庫がある今だからこそご案内できる特別なラインナップをご紹介します。ぜひ、あなたの暮らしにぴったりの一枚を見つけてください。
ゴッホの名画を暮らしに|《花咲くアーモンドの木の枝》など希少な壁紙コレクション
ゴッホの名画を壁紙に|暮らしにアートを取り入れる魅力
名画を壁に映す魅力|インテリアが持つ感情的な力
絵画をそのまま飾るのとは異なり、壁紙デザインとして空間全体に広がる名画には、心を包み込むような力があります。ゴッホの作品に見られる鮮やかなカラーや筆の動きは、見る人に活力や安らぎを与え、インテリアの一部として空間に溶け込むことで、日々の気分や感情にも穏やかな影響を与えてくれます。
ただの装飾ではなく、空間そのものに感情を映し出す──それが ヴァン・ゴッホ(Van Gogh) の壁紙が持つ独自の魅力です。
暮らしに溶け込むアート|日常に生まれる豊かさ
美術館や書籍でしか見ることのできなかった名画を、自宅のリビングや寝室に取り入れることで、アートは「特別なもの」から「日常の一部」へと変わります。
朝起きた瞬間や仕事終わりにふと目に入るたび、デザインのモチーフや色が小さな癒やしやインスピレーションを与えてくれる。ゴッホの壁紙は、ただのインテリアを超えて、暮らしを豊かに彩るパートナーのような存在です。
心に響くデザインを暮らしに迎えることで、空間に深みとあたたかさが広がります。
ゴッホ作品の特徴|色彩と筆致が与えるインパクト
ゴッホの絵画は、鮮やかな色彩と力強い筆致によって、見る人に深い印象を残します。渦を描くような動きや、重ねられた絵の具の表情が、生命感にあふれたデザインの魅力を生み出しています。
その世界観を映した壁紙は、アートとしてだけでなく、インテリアの主役として空間に個性を与えます。
繊細なカラーの重なりが奥行きを生み、ゴッホ特有の存在感を日常の住まいに映し出します。
まるで一枚のキャンバスのような空間で、芸術と暮らす豊かさを楽しめるのが、このVAN GOGHブランドの魅力です。
ゴッホ壁紙は廃盤に|今なお愛されるデザインとその理由
なぜ廃盤となったのか|シリーズ終了の背景
BN WALLCOVERLINGS が手掛けていたゴッホの壁紙シリーズは、2023年をもって生産が終了しました。公式な発表で詳細な理由は明らかにされていませんが、近年のインテリア業界では原材料費の高騰や市場の変化、ブランドの整理が進んでおり、その流れの中で幕を閉じたと考えられます。
突然の終了は、長年このデザインを愛してきたファンにとって大きな驚きとなりましたが、同時に「在庫があるうちに手に入れたい」という声も多く寄せられています。現在は一部のショップのみで、残りわずかなラインナップが案内されています。
廃盤でも人気が続く理由|探し求める人が多い現状
ゴッホの壁紙が今なお多くの人に探し求められるのは、その唯一無二のデザインにあります。名画をモチーフにした壁紙は数多く存在しますが、ゴッホ特有の色彩や筆致をここまで繊細に表現したシリーズはほとんどありません。
リビングや寝室といったインテリア空間に取り入れることで、まるで一枚の絵画に包まれるような感覚が生まれます。美しいカラーの重なりや立体感あるタッチが、日常の中に静かな感動をもたらし、「もう一度この作品を手にしたい」と感じる人々を惹きつけ続けています。
希少性がもたらす価値|手に入ることの特別感
すでに生産が終了した今、ゴッホの壁紙は「今、在庫があるかどうか」が大きなポイントとなっています。手に入る機会が限られているからこそ、実際に壁に貼るだけでなく、インテリアやアートを愛する人々にとっては、デザインコレクションとしての価値も感じられる存在になりました。
一枚ごとに残された数量が少ないからこそ、その壁紙には特別な意味が宿ります。ショップで見かけるたびに「これが最後かもしれない」と思えるような、希少性がもたらす特別な感覚も、 廃盤 後も愛され続ける理由のひとつです。
在庫限りでご案内中|花咲くアーモンドの木の枝と花咲く梅の木
《花咲くアーモンドの木の枝》が描かれた背景
ゴッホがこの《 花咲くアーモンドの木の枝 》を手がけたのは、療養のために入院していた時期のこと。弟・テオに子どもが誕生した知らせを受け、新しい命の誕生を祝う気持ちを込めて制作したといわれています。
深い絆で結ばれていた弟の幸せを願いながら、彼の好きな青空を背景に、咲き誇るアーモンドの枝を描きました。
アーモンドの木は、春の訪れを誰よりも早く告げる花。まだ寒さの残る2月にいち早く花を咲かせることから、「希望」や「再生」の象徴とされています。ゴッホは、この生命の輝きを作品に託し、未来への祝福を表現しました。
そんな想いを受け継ぐこの壁紙は、空間に優しさとあたたかさを添えてくれます。ただ美しいだけでなく、見るたびに前向きな気持ちを呼び起こしてくれるような、特別な存在です。

花咲くアーモンドの木の枝 17141
やわらかなベージュを背景に、淡いピンクがかった枝や花が描かれたデザインです。優しい色合いが空間に柔らかさをもたらし、明るい木目やナチュラルインテリアと相性が良い一枚。上品さと温かみをあわせ持ち、壁全体を穏やかな華やかさで包み込みます。

花咲くアーモンドの木の枝 17142
白を背景に、紫がかった枝と淡いグリーンの花が描かれたデザイン。清らかで明るい印象を与えつつ、芸術的な深みを空間に加えてくれます。ナチュラルな家具にもモノトーンのインテリアにも馴染み、幅広いコーディネートに調和するのが特徴です。

花咲くアーモンドの木の枝 17145
黒地を背景に白い花が際立つデザイン。ただし真っ黒ではなく、わずかなムラが加わることで奥行きが生まれています。その深みのある黒に映える花が、空間全体を印象的に引き締めます。モダンでシックなインテリアに合わせると美術館のような存在感を放ち、アクセントウォールとしても強い魅力を発揮します。

花咲くアーモンドの木の枝 5028484
深い色合いを基調としたバリエーション。落ち着いたトーンの中に花が咲く姿が表現され、空間に重厚さと静けさを与えます。書斎やリビングのアクセントウォールとして取り入れると、奥行きのある大人の空間を演出できます。

花咲く梅の木 220020
ゴッホの《花咲く梅の木》から着想を得てデザインされた壁紙です。梅の枝や花を思わせるモチーフがパターンとして描かれ、赤やピンクを含む色調が柔らかな華やかさを添えています。和室や玄関など、日本らしい雰囲気を残したい空間にも自然に調和し、上品なアクセントとなる一枚です。

Van Gogh 17180
ゴッホの力強い筆致や独特の色彩感をモチーフにデザインされた壁紙です。深みのあるグリーンを基調にしたパターンが特徴で、自然の豊かさと落ち着きをあわせ持っています。特定の一作品を再現したものではありませんが、ゴッホらしい表現が空間全体に広がり、シンプルな家具と合わせても存在感を放ちます。アート性のあるインテリアを求める方におすすめの一枚です。
施工事例から見る|ゴッホの壁紙が生み出す空間
アーチが彩るオフィス空間|《花咲くアーモンドの木の枝》のデザイン
こちらは、株式会社インパクトデザインプライス様よりご提供いただいたオフィスの施工事例です。
キッチンの入り口にはアーチ型のデザインが取り入れられ、ゴッホの壁紙《花咲くアーモンドの木の枝》がグリーンの壁と美しく調和。空間全体に高級感と柔らかさを添えています。
さらに、 ニッチスペース とはまた異なる可愛らしい印象を演出。アンティーク雑貨との組み合わせが絶妙で、置かれたキャンドルの灯りが壁紙に柔らかな光を映し出し、まるでアート作品のような温もりある空間を生み出しています。
実際の施工事例を見ることで、デザインの立体感やカラーの印象、そしてインテリアとの相性を具体的にイメージすることができます。アーチやニッチのような曲線との組み合わせも、ゴッホの壁紙の魅力をより引き立てるポイントです。
施工事例提供:株式会社インパクトデザインプライス/ 株式会社テシード
《花咲く梅の木》で彩るトイレ空間|鮮やかな赤が生み出すアートの存在感
こちらは当店でお選びいただいた、ゴッホの名作《 花咲く梅の木 》をモチーフにした壁紙です。赤がお好きな奥さまが「これにしたい!」と一目惚れされた一枚。
実際に貼ってみると、限られたスペースでも圧倒的な存在感がありながら、決して派手になりすぎず、上品さを感じさせる仕上がりになりました。
鮮やかな赤と繊細な枝花のデザインが、空間全体を華やかに彩り、日常の中でアートを楽しめる特別な場所に。「好き」という気持ちを大切に選んだ一枚が、毎日を少し豊かにしてくれます。
《花咲く梅の木》を襖に|和の空間に映えるアートの存在感
こちらは、ゴッホの名作《花咲く梅の木》をモチーフにした壁紙を襖に取り入れた施工事例です。襖に輸入壁紙を貼るという大胆な発想で仕上げたこの和室は、思わず目を奪われるほどの存在感を放っています。
モチーフとなっている《花咲く梅の木》は、浮世絵師・歌川広重の《名所江戸百景 亀戸梅屋敷》に着想を得て描かれた作品。そのため、和の意匠との相性が非常に高く、古民家や和室などの空間にも自然に溶け込みます。
柔らかな色合いと繊細な枝のモチーフが、伝統とモダンが調和する上品な雰囲気を演出し、まるで日本美術と西洋絵画が出会ったかのような唯一無二の世界観を楽しむことができます。
ゴッホ壁紙の購入方法|在庫確認とお問い合わせについて
在庫状況は随時変動|最新情報をご案内します
BN WALLCOVERLINGSの「Van Gogh」シリーズはすでに生産が終了しており、現在ご案内している壁紙はすべて在庫限りです。数量が非常に限られているため、掲載中の商品でも完売となっている場合がございます。
在庫の有無や残り数量は日々変動しますので、ご希望の品番がある場合はお早めにお問い合わせください。最新の在庫状況をスタッフが確認し、迅速にご案内いたします。
お問い合わせの流れ|ご確認からご購入までの手順
ご希望の品番が決まりましたら、商品ページからそのままご購入ください。
在庫が確定するのはご注文手続き完了後となりますので、気になる商品はお早めのご注文がおすすめです。
もし在庫状況や納期についてご不安な点があれば、LINEやお電話でもお気軽にお問い合わせください。スタッフが最新の状況を確認してご案内いたします。
安心してご検討いただくために|サンプルや相談対応
壁紙を選ぶときは、やっぱり実物を見て色味や質感を確かめるのが一番安心です。ただ、今回ご案内しているゴッホ壁紙はすでに廃盤となっており、在庫数が限られている分、サンプルも十分にご用意できない場合がございます。
気になる方は、ダメ元でも構いませんので一度LINEやお電話でお問い合わせいただければ幸いです。可能な範囲でサンプル対応や、代わりに参考いただけるご案内をさせていただきます。
まとめ|ゴッホの世界観を日常に迎えるために
名画を暮らしに残す最後のチャンス
ゴッホの名作をもとに生まれた壁紙は、すでに生産が終了しており、今ご案内している在庫がなくなり次第、再入荷の予定はありません。
手に入れられるこの機会は限られていますが、それは同時に「最後の特別な出会い」でもあります。
空間をアートで彩りたいと考えていた方にとって、このタイミングが暮らしを変えるきっかけになるかもしれません。
探していた方へのご案内として
「以前見かけて気になっていた」「もう販売していないと諦めていた」──そんな方のもとへ、少しでも確かな情報を届けたいという思いで、在庫を公開しています。
ご案内しているのは、実際に手元にある在庫のみ。ご希望の品番がある場合は、どうぞ気軽にお声がけください。お一人おひとりの空間づくりに丁寧に寄り添いながらご対応いたします。
アートのある空間がもたらす心の豊かさ
壁紙はただの背景ではなく、暮らしの雰囲気や心の在り方にも影響を与える存在です。
ゴッホの色彩や筆致がもたらすエネルギーは、日常の中に静かに寄り添い、見るたびに新しい発見や癒しを与えてくれます。忙しい毎日の中でも、ふと目を向けた先に美しいアートがある──そんな空間が、きっと心を豊かにしてくれるはずです。
現在も販売されているゴッホモチーフの壁紙について
BN WALLCOVERLINGSによるゴッホ壁紙シリーズはすでに生産終了となっていますが、現在もドイツの壁紙ブランド「Marburg(マルブルグ)」から、ゴッホの作品をモチーフにした壁紙が一部販売されています。
BN WALLCOVERLINGSのシリーズとは別ブランドの商品ですが、ゴッホの世界観を空間に取り入れたい方にとっては、今も検討できる選択肢のひとつです。

Message
山梨県出身。家業である壁紙の卸業を継ぎながら、壁紙専門店「WALLPAPER STORE」のウェブ編集者として活動中。子どもの頃から壁紙という素材に親しみ、その魅力に気づいたのは大人になってから。「空間を一変させる壁紙の力」に感銘を受け、家業とともにインテリア業界での新たな挑戦をスタートしました。 「WALLPAPER STORE」では、壁紙の魅力をより多くの人に届けるため、サイトやSNSで情報を発信しています。DIY好きのチームメンバー「かべのこ」「くーちゃん」「あさくま」そして施主の想いや暮らしに寄り添いながらインテリアを一緒に創り上げる「ウォールスタイリスト」とともに、初心者にも取り組みやすいアイデアをブログやコンテンツを通じてお届けしています。
Profile
1983年、山梨県甲府市生まれ。慶應義塾大学SFC卒業後、インテリジェンス(現パーソルキャリア)に新卒入社。事業企画担当として、中期経営計画策定や予算管理、プロジェクトマネジメントなどに従事。関連会社の統合や事業譲渡、合弁会社立ち上げといった幅広い経験を積む。週末は息子のサッカーに付き添いながら、自分より熱が入ってるかもと思うこともしばしば。根っからの浦和レッズファンで、週末のTV観戦が何よりの楽しみ。子どもが寝た後は、ビールを片手にAirPodsで大音量観戦するのが最高のリラックスタイム。たまに盛り上がりすぎて家族に突っ込まれるけど、それもご愛敬。


