こんにちは。WALLPAPER STOREのあさくまです。
賃貸暮らしが長くなると「ちょっとお部屋の雰囲気変えたいな」「もう少しおしゃれにしたいな」など、お部屋に対して感じることが出てきますよね。
今回は、フルリノベはできないけれど、ちょっとしたポイントでマンションやアパートでも華やかにできちゃうDIYの秘訣をご紹介します。
目次
Toggle現状回復ができるかどうか
しっかりチェック
壁紙に穴を開ける、文字を書く行為はNG
賃貸は現状回復がマスト。
毎日すごす家だからこそ、自分の好きな空間にしたい。だからと言って、壁に穴をあけたり、何かを書いたりするのは、現状回復が難しいので辞めておいた方が良い。
退去の際に、壁紙張り替え代として請求されることも。自分流にカスタマイズしたい場合は、元通りに戻せる方法でDIYをする必要があります。傷つきやすいポイント
壁紙は尖ったものが当たるだけでも削れることがあります。
その削れた壁も退去時に請求されるケースがあるので、なるべく傷つけないようにしなくてはなりません。
意外にも繊細な壁。棚を壁につけたり、画鋲をたくさんさしたりすれば、そこから壁紙が剥がれてしまったり、跡が残ってしまったりするので、注意が必要です。
貼って剥がせる壁紙がOKな理由
一切傷つけることなくできる簡単なDIYが、貼って剥がせるのりを使った壁紙DIY。しかも、壁紙の上から貼るから、既存の壁紙を保護してくれます。
もちろん、穴を開けたりすることもないので、剥がすだけで簡単に現状回復ができる。弱粘着なので、のり残りの心配もありません。
賃貸で簡単にDIY
お勧めのお部屋はトイレ
トイレDIYのお勧めポイント
①低予算でしっかりリノベができる
業者に壁紙の張り替えを頼むと、トイレに一般的な壁紙1面だけでも10000円〜。デザイン豊富な輸入壁紙を貼るとなると、施工費だけで35000円〜程かかります。
しかしDIYなら、わざわざ工事日程を決めたりしなくても、好きな時にできるし、どんな壁紙を貼っても壁紙代だけで貼ることができる。「初めての壁紙DIYセット」なら、人気のカラーからデザインを選べて、道具もついて、7700円でおしゃれな壁紙にすることができます。
インテリアに合わせやすい色味をプロが厳選。無地柄の10カラーから選べて、道具付きなのですぐ貼れる。貼って剥がせる壁紙のり付き。
②女性でも気軽にチャレンジできるスペース
初めてのDIYで、リビングのような広い空間に壁紙を貼るとなると気がひけるもの。
しかしトイレなら、狭いスペースで、見えにくい箇所もあるので、ちょっと失敗してしまっても、 目立ちにくく心置きなくチャレンジできますよ。
また、狭い場所なので男性よりも 女性の方が張りやすいとも言えます。トイレが貼れてしまえば、慣れてくるので大きな部屋にも貼れるようになりますよ。
③来客があっても安心、誰もがリラックスできる環境づくり
お家に来客がある時、トイレも綺麗にしておきたいですよね。
どんなに綺麗なトイレでも、薄暗かったり、クロスが劣化していると、 汚いトイレに見えがち。おしゃれな壁紙を取り入れることで、古い壁紙も隠れ、明るい空間に。
気になる壁紙の 汚れなどに気を取られることなく、リラックスできる空間にすることができますよ。
剥がせる壁紙の成功ポイント
貼り方には注意、現状回復が難しい壁紙
貼って剥がせるのりはとても魅力的ですが、 全ての壁紙に使えるわけではありません。
アパートやマンションで一般的に貼られている壁紙は表面が 塩化ビニールでできているので、のりを吸収することなく壁紙と壁紙の間でしっかりと乾いて張り付きます。
しかし、ごく稀に洗面所など水はねの多い場所には 「汚れ防止加工」などが施されている機能性壁紙を使っている可能性があり、その場合はのりを汚れと認識して弾かれてしまい、張り付かない場合があります。
砂壁はNG、事前にチェック貼れない壁と貼れる壁
「砂壁」や「襖紙」などは、のりを吸収してしまうので、 剥がせなくなってしまったり、張り付かなかったりすることがあるので、このDIY方法はNGです。
今ある壁紙がなんの素材なのか、 あらかじめ知っておくことが必要です。砂壁や襖紙は見た目でわかりやすいですが、機能性の壁紙か、そうでないかを見極めるのはとても難しいので、その場合はこの 「お試しキット」を使って張り付くかどうかテストしてみることをお勧めします。
お家の壁紙にしっかり貼って剥がせるかをテストできる、ステッカータイプのミニ壁紙。
壁紙をはがさずともいける
プロが貼る場合は、現在貼られている壁紙を全て剥がして、下地をパテで平にした後、それをやすりがけしてから壁紙を張ります。
しかしこのDIYなら、壁紙を剥がす必要がないので、パテをする必要もなく、やすりがけもしないので粉塵が出ず、比較的綺麗な状態で張り替えることができます。張り替えるというより、貼り加えるって感じですね。
トイレDIYを始めたいけど、何から手をつければいいかわからない…そんな方にピッタリなガイドです!この記事では、初心者でも簡単にトイレをDIYできる方法や必要な道具、手順をわかりやすく解説。賃貸でも安心してチャレンジできます。
お部屋別おすすめの壁紙ブランド
寝室やリビングにおすすめのデザイン
トイレは挑戦しやすい場所ですが、もちろん寝室やリビングも障害物が少なく簡単に貼れますよ。
寝室は1日の疲れを取る大事な休息場所。リラックスできるデザインがお勧め。明るすぎない色味や、無地柄や主張が強すぎない柄を取り入れることで、落ち着いた空間に。
リビングは広い空間で、家族が集まる団欒の場所。大胆な柄を取り入れてもOK!
北欧スタイルでも人気なmarimekkoの壁紙や、有名なゴッホの絵画のデザインも人気ですよ。
トイレにおすすめのデザイン
トイレは狭い空間なので、あまり大柄なデザインにすると圧迫感が出ることも。
大柄を取り入れる場合はコントラストが弱いデザインを選択しましょう。
また、壁を近くで眺めることになるので、継ぎ目が気になる場合は、無地ではなく、少しでも柄があると目立ちにくくなります。
ワンポイントで雰囲気をがらっと変わるタペストリー調
壁紙DIYといえば全面貼らなきゃ!と思いがち。でも「1枚だけ貼る」なんてこともできちゃうんです。
しかも全面貼るよりはるかに簡単なので、ちょっと試しに貼ってみるなんてことも可能!デザインがある壁紙をタペストリーのように貼るだけで、ガラリと印象が変わります。
見えない部分もおしゃれに「クローゼット」
さりげなくおしゃれに見せることのできる、クローゼットの背面に壁紙を貼る方法。
何でもかんでも詰め込んでしまいがちなクローゼット。使わないけどとりあえず・・みたいな感じでものがたまりがち。
でも、背面におしゃれな壁紙を貼ることで、整理整頓しておきたくなる収納に。チラ見えするデザイン壁紙はオシャレすぎる。毎日の身支度の気分が上がるDIYです。
まとめ
トイレからはじめる賃貸物件の壁紙DIY
賃貸のお部屋に実際に住み始めて気づくインテリアの質の低さ。
長らく住むわけではないけど、大事な暮らしの時間のクオリティを落としたくないなと思う人も多いはず。
特にトイレは間取りの中でも、光が入りにくく、北側にありがち。なぜならリビングが暗くて、トイレが明るいっておかしいから。防犯の問題も考えながら、お部屋の間取りは考えられています。
そんな暗いトイレを壁紙DIYしたら、もっと暮らしが豊かになるかも。
とはいえ、トイレの壁紙を変えてどれだけ変えられるのか、イメージしにくい方もいますよね。そんな方にはシミュレーション機能を使ってみるのがおすすめ。まずはイメージすることから始めてみませんか?
お気に入りの空間で人生と暮らしが豊かな人たち
みんなが経験する賃貸のお部屋選び。
家賃の予算、立地や間取り、トイレ風呂別など、欲しいもの全てが揃う物件に出会うのは大変なこと。立地も間取りもいいけど、なんだかインテリア、内装が好きじゃないな・・なんてケースもありますよね。
私は長年賃貸物件を転々としていますが、どうしても全部の条件に満足する物件には巡り会えず、結果、妥協することも。そんな中、賃貸でもできるDIYが知ってから、妥協が妥協ではなくなりました。
壁紙一面DIYするだけで、リノベーション物件のように大変身。どうしても和室になってしまった子供部屋も、壁紙を張り替えてジョイントマットを敷いただけで可愛い子供部屋に。
前の人のシミが残ったキッチン横の壁紙も、可愛い壁紙を上から貼ることで小汚い印象だった場所がお気に入りの場所に。
手間はあるけどその一手間がお部屋の愛着にもつながって「帰りたくなる家」になるんですよね。
賃貸でも諦めず、「家が好き」と思える空間にできることを伝えていきたいと思っています。