初心者でも簡単!ふすま紙の張り替え方法ガイド

こんにちは。かべのこです。ふすまの張り替えって中々しないですよね。私の祖母の家は、古くなった襖がペラペラと剥がれ始めてしまっていました。気になったので壁紙を張り替えてみたら、祖母も大喜び。見た目も今時になって、薄暗かった和室も明るくなったんです。

「ふすま紙の張り替えってなんだか難しそう…」と思うかもしれませんが、手順さえしっかり押さえれば意外と簡単にできちゃうんです。

道具を揃えて、順番通りに進めていけば、初心者でもバッチリできるのでご安心を!ここでは、ふすま紙をキレイに張り替える方法を詳しくお伝えしますね。

ふすま張り替えの基礎知識

ふすま張り替えの基礎知識

ふすまの構成要素って?

ふすまって、実は「木枠」「ふすま芯」「ふすま紙」の3つからできているんです。この3つ、それぞれが大事な役割を持っているから、構造を少し知っておくと張り替えがもっとスムーズに進みますよ!

木枠

ふすまの骨組み!ここがしっかりしてるから、ふすま全体が安定するんです。

ふすま芯

ふすまの中身。これがあることで強度がアップし、断熱性も期待できます。

ふすま紙

見た目の印象を決めるメインの素材!部屋の雰囲気にも影響するので、こだわりポイントですよね。

ふすま紙の種類を知ろう

ふすま紙といっても、実は色んな種類があるんです。和紙洋紙ビニール製など、それぞれの特徴を知っておくと、部屋の用途や好みに合ったものが選べます。

和紙

ふすまといえばやっぱり和紙。伝統的な風合いと、透け感がとても美しいですよね。ただし、少しデリケートなので丁寧に扱いたいところです。

洋紙

和紙よりも丈夫で、少しモダンな雰囲気をプラスしたいときにピッタリ。耐久性があるから、長持ちして安心です。

ビニール製

水や汚れに強いのが特徴!お手入れが楽なので、よく手が触れる場所や、ちょっと汚れが気になる部屋に最適です。

選ぶときは、お部屋の雰囲気に合わせて、この中からピッタリのふすま紙を見つけてくださいね。

ふすまの重さと感触も大事なポイント

ふすま紙の素材が変わると、ふすまの「重さ」や「触り心地」もガラッと変わります。例えば...

和紙製

軽くて繊細な質感が特徴。さわるとふんわりした感触が気持ち良いですよ。

洋紙製

和紙よりしっかりしていて、少し重厚感があります。丈夫なので長く使いたいならこちらもおすすめ!

ビニール製

軽くて、ささっと拭けるのが魅力。水に強いので、忙しい人や小さなお子さんがいるご家庭にはピッタリです。

素材の違いでふすま自体の感触が変わってくるので、「この部屋にはどんな感触が合うかな?」とイメージしながら選ぶといいですよ!

張り替え前の準備と注意点

張り替え前の準備と注意点

1. 古いふすま紙をどうするか考えよう

まず、今ついてる古いふすま紙をどうやって剥がすか考えます。これ、意外と重要で、古い紙が綺麗に取れてると新しい紙の仕上がりも見違えるんです。

和紙か洋紙、ビニール製かで剥がし方も変わってきます。例えば和紙は水でちょっと湿らせてふやけさせてから剥がすと、ヘラでするっと剥がしやすいですよ。

洋紙やビニール製のふすま紙はカッターやヘラを使って、慎重に剥がしてみましょう。木枠にキズがつかないよう、ここはちょっと丁寧に!

2. 引手の取り外しも忘れずに!

引手は、ふすまにポンとついてる取っ手のことですね。これがあるとリメイクが少しやりにくいので、取れるかどうかチェックしてみましょう。

ネジで固定されてるタイプなら、ドライバーでサクッと外せます。意外と簡単に取れるので、取ってしまった方が作業しやすいです。

木枠に埋め込まれてるタイプは無理に外そうとするとキズがつくことも…!そんなときは無理せず、プロにお任せするのも手です。

3. 張り替えに向いてる天気と季節は?

意外と知られてないんですが、ふすま紙の張り替えはやる時期で仕上がりが変わるんですよ!

おすすめは秋から冬。気温が安定して湿気も少ないので、ふすま紙がしっかり乾き、のりもしっかりくっついてくれます。

梅雨や真夏のジメジメした時期は避けましょう。湿気が多いと、のりがなかなか乾かずベタついた仕上がりになりがちなんです。

雨の日や強風の日も要注意。湿気で紙がふやけたり、風で作業がしにくくなったりします。

必要な道具と便利なアイテム

必要な道具と便利なアイテム

基本の道具

ふすま紙の張り替えって、意外とシンプル!基本の道具さえ揃えばバッチリ進められます。ここでは、あると便利なプラスアイテムもご紹介。少し工夫すれば、DIYも楽しさ倍増!

詳しい道具の解説はこちらの記事で紹介してるので、ぜひチェックしてみてくださいね◎

DIYで襖の張替えに挑戦!コツとやり方を紹介!

襖(ふすま)のDIY張替えって難しそうに感じるかも?でも大丈夫!この記事では、初心者でも簡単にできるコツや道具、タイミングまで、私の経験を交えて詳しく解説します!ぜひ参考にしてみてくださいね!

便利な追加アイテム

水準器

ふすまをまっすぐに設置できるように。これがあると完成度がグッと上がります。

ローラー

貼ったふすま紙をしっかり密着させるためのアイテム。空気を抜いてピタッと仕上がるので、プロっぽくなりますよ!

マスキングテープ

枠にのりがつかないよう保護するのに。貼って剥がせるから手軽です。

養生シート

床や家具を汚れからガード。作業中にシートを敷いておくと、片付けがラクですよ。

安全に作業するための注意点

刃物は慎重に

カッターナイフは使わない時は刃をしまうのが鉄則!誤って触れてケガするのを防げます。

脚立は安定した場所に

転倒防止のためにも、脚立の設置はしっかり確認。

周囲の安全確認

作業中に周りに人がいないか気をつけて。ぶつかりそうな場合はひと声かけて!

後片付けもしっかり

道具は片付け、作業場所を整理して終わりましょう。ふすまの完成だけじゃなく、清掃までがDIYの一部ですよね!

ふすま紙の張り替え手順

ふすま紙の張り替え手順

枠の取り外し方

ふすまリメイクの第一歩!まずは枠を外すところから始めます。枠をしっかり外せば、次の作業もスムーズにいくので、ここは丁寧にやっていきましょう!わかりやすく解説するので、ゆっくり進めてみてくださいね。

ステップ1:ふすま枠がどう固定されているか確認!

まずは、ふすま枠がどうやって固定されているかをチェック。大抵は蝶番や金具で留まっているので、ドライバーやレンチを使って緩められるタイプか確認してみましょう。ここで必要な道具もわかるので、慌てずにスタートできますね。

ステップ2:ゆっくり蝶番や金具を緩める

次は、ドライバーやレンチを使って、蝶番や金具を少しずつ緩めていきます。ここ、焦りたくなる気持ちはわかりますが、ゆっくり慎重に!無理に回すと枠を傷つけちゃうので、ふんわり力を入れて回すイメージで進めましょう。

ステップ3:そっと枠を外す

金具が緩んできたら、ふすま枠をそーっと取り外します。ここでポイント!ふすま枠って意外と大きくて重たかったりするので、できれば誰かと一緒に持つと安心ですよ。大きなふすまを一人で外すのは少し大変だから、手伝ってもらえると作業もラクです!

ステップ4:枠は安全な場所に保管

外した枠は、作業の邪魔にならない場所に置いておきましょう。ぶつけたりしないように壁にもたせたり、布を敷いた場所にそっと置くのがおすすめ。作業のために安全な場所を確保しておけば、安心して次の工程に進めます。

ふすま紙貼り用の「のり」の準備

ふすま紙を貼るには、まずのりが大事!ここでしっかり準備しておくと、仕上がりがきれいに整いますよ。のり選びから塗り方まで、丁寧にやっていきましょう!

1. まずは「のり選び」

ふすま紙にぴったり合うのりを選ぶところからスタートです! 和紙のふすま紙なら、昔ながらの「糊(のり)」が相性バッチリ!貼りやすくて仕上がりも◎です。 洋紙やビニール製のふすま紙は、強力な接着剤を使うとしっかり固定されて安心感アップ。 ここで合ったのりを使うと、見た目も仕上がりもさらに良くなりますよ。

2. のりを溶かす

パッケージに書いてある指示に沿って、水を加える場合はその量や水温も守ってね。 ダマにならないように、しっかり混ぜるのがポイント!ここを丁寧にやると、後で塗るときにムラなくなじみますよ。

3. 均一にのりを塗る

のりが準備できたら、いよいよふすま枠に塗っていきます。 刷毛で全体にまんべんなく塗ると、剥がれにくくなります。ここは焦らず、丁寧に仕上げましょうね。ムラが出ないように、じっくり塗ると仕上がりが格段に良くなります。

4. のりが乾かないうちにスタート!

のりは乾くと粘着力が落ちちゃうので、塗り終わったらすぐにふすま紙を貼りましょう。ちょっとスピーディーに進めると、きれいに貼れますよ! この準備で、ふすまもピタッとキレイに仕上がります!

補修紙の貼り方

ふすまに穴が空いちゃったり、傷ができたとき、どうしたらいいか迷いますよね?そんなときには、補修紙でカバーしてみましょう!見た目もきれいに戻って、部屋全体がスッキリしますよ。

1. 補修紙をカットしよう

まずは、傷や穴に合わせて補修紙をカット! カッターナイフでサイズ調整。穴の大きさにぴったり合わせるようにカットしましょう。 できれば、ふすまのもともとの紙と同じ素材の補修紙を使うと、違和感なく仕上がりますよ。

2. 裏面にのりを塗る

補修紙が準備できたら、次はのり付け! 裏面全体にのりを塗り広げる。刷毛を使ってムラなく均一に塗っていきましょう。ここでしっかりのりを塗っておくと、貼りつきもバッチリです。

3. 補修紙を貼り付ける

いよいよ貼り付け作業!のりを塗った補修紙を傷や穴に合わせて貼ります。 ヘラでしっかり押さえて、空気を抜きながら密着させていきます。ここは丁寧に、空気が入らないように貼るのがポイント!

4. しっかり乾燥させる

貼り終わったら、しばらく置いて乾燥させます。 数時間そのままにして、しっかり乾かしましょう。乾燥時間はのりの種類や気温によって変わるので、焦らずじっくり待つときれいに仕上がりますよ! これで補修完了!傷や穴も目立たなくなり、ふすまが見違えるようにきれいになります。

ふすま紙の貼り方と乾燥方法

ステップ1:ふすま紙をカット

まずは、ふすま枠に合わせてふすま紙をカットしていきます。ここ、ちょっと慎重にやるのがポイント!カッターナイフを使って、ちゃんと測りながら、きれいにカットしておくと仕上がりがバッチリ決まります。

ステップ2:ふすま紙にのりを均等に塗る

次は、ふすま紙の裏にのりを塗ります。このときのりは「ムラなく均等に!」が鉄則。刷毛でふすま紙の端っこまでしっかり塗ると、シワになりにくいし、貼ったときにふすま紙がピシッと綺麗に見えるんですよね。ここで手を抜かずにやると、仕上がりがかなり変わります!

ステップ3:ふすま紙を枠に貼り付ける

いよいよ、のりを塗ったふすま紙を枠に貼っていきます。ここが一番ドキドキなところかも!上からゆっくりふすま紙を少しずつ貼りつけて、ヘラで空気を抜きながらしっかりと押さえます。空気が入らないように慎重に進めると、最高の完成度になるので、焦らずじっくりやってみてください!

ステップ4:しっかり乾燥させる

ふすま紙を貼り終えたら、次は乾燥タイム。のりがしっかり乾くまで数時間置いておきます。季節やのりの種類で時間は変わるけど、ここで焦らずじっくり待つのが大事!乾燥中は直射日光や風が当たらない場所に置いて、ふすまがしっかりなじむのを待ってあげましょう。

ステップ5:余分な部分をカットして仕上げ

余分な部分をカットして仕上げ ふすま紙が完全に乾いたら、最後に枠からはみ出た部分をカッターナイフでスパッとカット。ここも焦らず、丁寧にカットすることで、全体がきれいに整います。「あ、キレイにできた!」って感じが楽しめる瞬間です。

これでふすまのリメイク完了! 最初はちょっと緊張するかもしれないけど、DIYのふすまリメイクって楽しいんですよ~。部屋の雰囲気がガラッと変わって、新鮮な気持ちになること間違いなし!ぜひ、自分らしい素敵なふすま作り、楽しんでみてくださいね。

枠と引手の再取り付け

ふすまの張り替えが終わったら、最後の仕上げとして枠と引手を元に戻していきましょう!ここをきっちりやると、ふすまがしっかり使えるようになって、仕上がりもぐっと引き締まりますよ。

枠の再取り付け

1. まず枠を元の位置に合わせる

外していた枠をふすまの元の位置に戻します。ここで大事なのが水平をとること!水準器があればぜひ使ってくださいね。ズレてると、あとで引っかかってスムーズに動かなくなることもあるので、慎重に!

2. 蝶番や金具をしっかりと固定

ドライバーやレンチを使って蝶番や金具をきっちり締めます。ゆるみがないように、でも無理に力を入れすぎないように丁寧に固定しましょう。ぐらつくと、開け閉めがしにくくなるのでここもポイント!

3. 固定具合を確認する

最後に手で枠を軽く揺らしてみて、ちゃんと固定されているか確認します。グラつきがなければバッチリです!これで枠の取り付けは完了!

引手の再取り付け

1. 引手の取り付け位置を確認

引手も元の位置に戻します。最初についていた位置にきちんと合わせると、見た目もピタッとハマります。もし迷ったら、最初に印をつけておくと楽に合わせられますよ!

2. ネジでしっかりと固定

ネジでつけるタイプの引手は、ドライバーでグッと締めていきます。もし埋め込み型でちょっと難しそうなら、無理せずに専門の方にお願いするのも手ですよ。

3. 固定チェック

最後に引手がしっかりついているか、軽く引っ張って確認します。外れそうな感じがなければOK!これで引手も取り付け完了です。 これで枠と引手の取り付けはバッチリ!しっかりと固定されていると、ふすまの動きもスムーズになって気持ちよく仕上がりますよ。

引き手は付け替えのタイミングで、新しいものに変えることもできますよ◎こちらの記事でも紹介してるのでみてみてくださいね。

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まとめ:完成までの最終チェックポイント

まとめ:完成までの最終チェックポイント

さあ、ここまできたらもう少し!せっかく手をかけてきたふすまリメイク、最後の仕上げを確認して完成度をグッと上げましょう。これがあると、満足感もひとしお。

ふすま紙がきれいに貼れてるか?

シワや剥がれがないか、パッと見てからじっくり確認!特に端の部分が剥がれてないかを見ておくと、長持ちしやすくなりますよ。触った感触がスムーズだと完璧!

ふすま紙がきれいに貼れてるか?

シワや剥がれがないか、パッと見てからじっくり確認!特に端の部分が剥がれてないかを見ておくと、長持ちしやすくなりますよ。触った感触がスムーズだと完璧!

枠がぐらついてないか?

枠がしっかり固定されてるか、手で少し揺らしてみましょう。もし緩んでたら、ここでしっかりネジを締め直しておくと安心です。こういうちょっとした確認で、使い心地も抜群に!

引手がちゃんと取り付けられているか?

引手を軽く引っ張って、取れそうな感じがないかチェック!取れやすいとちょっと不便なので、ここもサッと確認して、見た目も使いやすさもパーフェクトに仕上げましょう。

これらをしっかりチェックしたら、リメイクふすまがついに完成!達成感も増して、ふすまを開け閉めするたびに気分が上がりますよ。

まとめ

いかがでしたか?刻むと結構工程が多いように感じますが、やってみるとそんなことはありませんよ!

ざっくりまとめると、古い襖紙を剥がして、新しい襖紙を貼る。貼るために枠を外したり引き手を外したり、細かい作業が必要と言うことですね。全く知らずにイメージだけで着手すると失敗につながってしまうこともあるので、知識を頭の片隅に入れておくと、いざ何か問題が起きても、スムーズに対応できますよ◎

どんな襖紙を貼るか、迷っている方はぜひ、シミュレーションで当ててみてくださいね♪

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