こんにちは。あさくまです。壁紙屋で働く私自身も、自宅の壁紙選びでは迷いました。輸入壁紙の大胆でおしゃれな柄に惹かれつつも、施工のしやすさやコスト面を考えて最初は国産壁紙を選択。でも、どうしても忘れられなかったあの柄…。最終的に貼って剥がせるタイプの輸入壁紙を重ね貼りして、自分らしい空間をつくることができました。
毎日帰るのが楽しみになる家――それは、壁紙ひとつで叶うんです。
そんな経験を通して、よく聞かれる「輸入壁紙って実際どうなの?」「国産壁紙と何が違うの?」という疑問にお答えするため、今回は輸入壁紙と国産壁紙の違いをわかりやすく比較してみます。あなたにぴったりの壁紙選びの参考になりますように。
おしゃれな輸入壁紙の特徴と国産との違い|おすすめの選び方も紹介
輸入壁紙とは?国産壁紙との違いやインテリアへの取り入れ方を徹底解説!
「おしゃれなインテリアにしたい!」という方に、ぜひおすすめしたいのが輸入壁紙。実はまだあまり知られていない存在ですが、知れば「もっと早く知りたかった!」と思う方が多いんです。もちろん、価格だけを見ると国産の壁紙(クロス)のほうが安いこともあります。でも、比べてみると見た目・質感・デザイン性など、輸入壁紙ならではの魅力がたくさんあるんですよ。そこで今回は、「輸入壁紙と国産壁紙って何が違うの?」という疑問にお答えしながら、わかりやすく比較していきます。あなたのお部屋づくりの参考になれば嬉しいです!
輸入壁紙と国産壁紙の素材・厚みの違いとは?DIYに向いているのは?
輸入壁紙と国産壁紙の大きな違いのひとつが、「素材」と「厚み」です。日本の住宅、特に賃貸や新築物件では、一般的に国産壁紙が使われています。これらの多くは、表面が塩化ビニールでできていて、汚れに強く、掃除がしやすいのが特徴です。ツルツルした質感で、キッチンやトイレなど汚れが気になる場所にもぴったり。ただ、裏面は紙素材なので、水分を含むと伸び縮みしやすく、施工の際にはのりをしっかり馴染ませてから貼る必要があります。これはプロの職人さんが気をつけているポイントなんですよ。
一方で、輸入壁紙には、表面が紙素材やフリース(不織布)素材のものが多く見られます。ビニールのようなテカテカ感がないので、質感がナチュラルでおしゃれ。見た目にも落ち着いた印象で、上質なインテリアにぴったりです。さらに、輸入壁紙は厚みがあるものが多く、破れにくくて下地も透けにくいのが特徴。多少の凸凹があってもカバーできるので、壁の状態に自信がない場所でも安心して使えます。
丈夫で扱いやすいため、DIYにもおすすめ。初心者でもチャレンジしやすい壁紙として人気なんです。
おしゃれで個性的!輸入壁紙の豊富なデザインと人気ブランド紹介
輸入壁紙の一番の魅力は、なんといってもそのデザインの豊富さ!
北欧・イギリス・フランスなど、国ごとに個性が光るデザインが揃っていて、日本の壁紙ではなかなか見かけないような大胆な色使いや柄もたくさんあります。
「おしゃれな部屋にしたい」「ほかの人とかぶらない個性的な空間にしたい」という方には、輸入壁紙はまさにぴったり。
特に人気なのが、ウィリアム・モリスやマリメッコといった有名ブランドのデザイン。最近ではこれらの柄が国産壁紙にも取り入れられていますが、実は輸入壁紙の方が色味やパターンのバリエーションが豊富なんです。
しかも、紙やフリース素材ならではのマットな質感が、空間に深みを与えてくれるので、インテリアの仕上がりがぐっと上質に感じられます。
一方で、国産壁紙は塩化ビニール素材が多く、ツルッとした表面でお手入れが簡単。汚れに強いなど、機能性重視の方には国産壁紙も根強い人気があります。
それぞれに良さがありますが、「デザインで選ぶなら、やっぱり輸入壁紙!」という声が多いのも納得です。
施工方法の違いと扱いやすさ|初心者でも安心な貼りやすい壁紙は?
実は、輸入壁紙と国産壁紙では「貼り方」にも違いがあるんです。
まず、国産壁紙は裏面が紙素材で、水分を含むと伸び縮みしやすいという性質があります。そのため、のりを塗った後に数分間なじませるオープンタイムという時間が必要です。貼る前に壁紙を寝かせておくスペースが必要になるため、作業場所もある程度確保する必要があります。
さらに、国産壁紙には「耳(みみ)」という余白があることが多く、柄を合わせた後に壁紙を重ねてカットするなど、少し手間がかかることも。
一方、輸入壁紙、特にフリース素材のものは、伸び縮みしにくいのでオープンタイムなしでOK。のりは直接壁に塗って、そのまま壁紙を貼ることができるんです。省スペースでも作業しやすく、DIYにもぴったり。
また、輸入壁紙は突きつけ施工といって、壁紙同士をぴったりと合わせて貼るのが基本。柄を合わせながら隣同士に貼っていくだけなので、重ね切りの必要がなく、失敗しにくいのも嬉しいポイントです。
ただし、職人さんに依頼する場合は、国産・輸入どちらの壁紙でも「のり付け機」を使って施工することが多いので、実際の貼り方には大きな差はありません。ただし、輸入壁紙のほうが手間がかかる場合もあり、施工費用が変わることもあるので、事前に施工業者さんへ見積もりや相談をしておくのがおすすめです
輸入壁紙と国産壁紙の価格比較|コストを考えて上質な空間をつくるコツ
やっぱり一番気になるのはコスト面ですよね。
まず、輸入壁紙は1ロール(約10m)あたり7,000円〜10万円超えのものまで、価格帯の幅がとても広いのが特徴です。高級ブランドやデザイナーズ壁紙はお値段も張りますが、リーズナブルなブランドであれば、1ロール数千円で手に入るものもあります。
「えっ、高い…?」と思われるかもしれませんが、輸入壁紙は壁一面だけに貼る“アクセントクロス”として使うことが多いので、コストを抑えながら、お部屋の印象をガラッと変えることができるんです。
一方、国産壁紙は、特に賃貸住宅などでよく使われる量産タイプなら、1mあたり数百円〜と非常に手頃。新築住宅などで使われる一般クロスでも、1mあたり1,000円前後と、比較的お財布にやさしい価格帯です。
「部屋全体を張り替えたいけど、費用はできるだけ抑えたい…」という方には、ベース部分に国産壁紙、アクセント部分に輸入壁紙を使うという組み合わせがとてもおすすめ。メリハリのあるおしゃれな空間に仕上がりますよ。
輸入壁紙は、コストに見合ったデザイン性や質感の良さが魅力なので、上手に取り入れて楽しんでみてくださいね。
輸入壁紙のメリット・デメリットとは?選ぶ前に知っておきたい注意点と魅力まとめ
「じゃあ結局、国産と輸入、どっちがいいの?」と悩んでいる方も多いですよね。どちらにもそれぞれの良さがあって、使い方次第でお部屋の印象は大きく変わります。
輸入壁紙はデザイン性や質感の高さが魅力。個性的でおしゃれな空間を作りたい方にはぴったりです。一方、国産壁紙は価格が手ごろで扱いやすく、機能性重視の方に向いています。
それぞれのメリットとデメリットをしっかり押さえたうえで、ライフスタイルや好みに合った壁紙を選ぶことが大切です。あなたの理想のインテリアに近づけるために、ぴったりの1枚を見つけてくださいね。
メリット|個性あふれるデザイン性で魅せるワンランク上の空間づくり
輸入壁紙の一番の魅力は、なんといってもそのデザイン性と個性の高さ!
世界中の壁紙ブランドには、それぞれの国ならではの感性が反映されていて、国ごとにまったく異なるテイストが楽しめるのが特徴です。
たとえば、イギリスの伝統的な壁紙ブランドであるウィリアム・モリスやコール・アンド・サンは、クラシカルで重厚感のあるデザインが魅力。宮殿などでも使われる格式高い柄が、空間に品格と落ち着きを与えてくれます。
一方で、北欧・フィンランドの人気ブランド「マリメッコ」は、明るく可愛らしい柄が多く、ポップでユニークな雰囲気に。遊び心や個性を演出したい方にはぴったりです。
さらに注目したいのが、フェイク壁紙のクオリティの高さ。たとえば*フランスの「コジエル(Koziel)」というブランドは、元舞台装飾デザイナーが手がけており、まるで本物のレンガや本棚がそこにあるかのような騙し絵のようなリアルなデザインが魅力です。こうした壁紙を取り入れることで、空間に遊び心や躍動感をプラスできます。
このように、輸入壁紙は「おしゃれ」「可愛い」だけではなく、本格的でアートのような空間演出ができる点も大きな魅力。だからこそ、インテリアの主役として取り入れる方が多いんですね。
メリット|海外ならではの色彩と質感が魅力!輸入壁紙で空間が変わる
もう一つ見逃せないのが、海外製ならではの色使いや質感の良さです。
輸入壁紙は、マットで上品な仕上がりのものが多く、自然光や照明の当たり方によって、空間にやわらかな陰影や奥行きが生まれます。日本で主流の国産壁紙に多いツルツル・テカテカのビニール素材では表現しにくい、落ち着いた質感が大きな魅力です。
さらに、色使いの美しさも輸入壁紙の特徴。
たとえば、水彩画のようなにじみ感のある色彩や、絶妙なくすみカラーなど、まさに「海外らしいセンス」を感じさせる色合いが豊富です。白やグレーといったベーシックな色味も、ただの無彩色ではなく、ほんのりピンクやブルー、ベージュなどが混ざった“アンダートーン”のあるカラーが多く、空間に自然な温もりを加えてくれます。
イギリスの壁紙に多いクラシカルで重厚感のある深いカラーは、輸入壁紙ならではの魅力。大人っぽいシックな空間づくりにぴったりです。
さらに、質感(テクスチャー)へのこだわりも本当にすごいんです。
実際に筆で描いたような油絵風の凹凸、塗り調の刷毛跡感、織物調の細かい布目の表現、レザー調の立体感など…、同じ「模様」でも表現方法が全然違うんですよ。
まるでアート作品のような輸入壁紙。見るたびに新しい表情が楽しめるのも、長く愛される理由のひとつです。
輸入壁紙のデメリットも把握しよう|施工の難しさ・費用などの注意点
ここまで輸入壁紙の魅力をたくさんご紹介してきましたが、やはりデメリットもしっかり知っておくことが大切です。
まずは、素材の繊細さについて。
輸入壁紙は、紙素材やフリース素材(不織布)のものが多く、塩化ビニール製の国産壁紙に比べると、どうしてもデリケートです。たとえば、施工中にカッターや道具が当たってしまうと凹みや傷がつきやすいですし、水に弱い素材の場合は、水拭きで跡が残ってしまうこともあります。
特に紙素材は水に弱く、メンテナンス方法にも注意が必要です。職人さんは、そうした特性を理解したうえで細心の注意を払って施工してくれますが、DIYで貼る場合は、慎重な取り扱いが必要です。
次に、費用面のハードルです。
輸入壁紙は、国産と比べて商品価格がやや高め。さらに海外からの取り寄せになるため、ブランドや時期によっては在庫がなかったり、納期がかかる場合もあります。送料が別途かかるケースもあるので、トータルで見ると国産よりコストが上がる可能性も。
また、「貼ってみたけど失敗した…もう1本!」と思っても、再注文に時間がかかったり、すでに在庫切れになっているなんてこともあるので、余裕を持った購入が大切です。
そして見落としがちなのが、施工費の違い。
同じ壁紙を貼る作業でも、輸入壁紙の場合は素材が厚かったり、貼り方が違ったりするため、施工料金が変わることがあります。事前に「輸入壁紙を使いたい」と伝えたうえで、施工業者さんにしっかりお見積もりを取ってもらうようにしましょう。
おしゃれな輸入壁紙を上手に選ぶ|柄・素材・失敗しない選び方とは?
「輸入壁紙、すごく素敵!取り入れてみたい!」と思っても、種類が多すぎてどこから選べばいいのか分からない…
「もし失敗したらどうしよう…」と不安になる方も少なくありません。
でも大丈夫。選ぶ前にポイントをしっかり押さえておけば、自分にぴったりの輸入壁紙が見つかりますよ。
ここでは、輸入壁紙を選ぶときにチェックしておきたいポイントを3つにまとめました。後悔しない壁紙選びのために、ぜひ参考にしてみてくださいね。
お部屋にぴったりな輸入壁紙を選ぶには?柄・色の選び方とコーディネート
輸入壁紙を選ぶときにまず大切なのは、「どんなお部屋にしたいのか」「そのお部屋はどんな役割なのか」をしっかりイメージすることです。
そのイメージに合わせて、色や柄を選ぶことが壁紙選びの基本になります。
たとえば、北欧風のリビングにしたい場合は、木のぬくもりと調和するようなナチュラルカラーや植物柄がおすすめです。くすみグリーンや淡いグレージュなど、落ち着いた色味がよく合います。
一方で、モダンな雰囲気に仕上げたいときは、さりげないテクスチャーの入ったコンクリート柄や、チャコールグレーのシックな壁紙がぴったり。空間にメリハリと洗練された印象を与えてくれます。
また、壁紙と建具(ドアや窓枠など)との相性も大事なポイント。建具に近い色味の壁紙を選ぶと全体に統一感が出ますし、逆に、思い切って建具を壁紙に合わせて塗装してしまうという方法もありますよ。
さらに意外と見落としがちなのが、部屋の“光の入り方”に合わせた壁紙選び。
日当たりの悪い部屋には、あえて暗めのカラーを使うと、光とのコントラストが出て壁紙が映えることも。逆に、明るい色は光の加減によって白っぽく濁って見えてしまうことがあるので注意が必要です。
「この部屋にはどんな壁紙が合うかな?」と迷ったときは、プロに相談するのが一番安心。私たちも、壁紙選びのご相談をいつでもお受けしていますので、お気軽にご連絡くださいね。
輸入壁紙の素材・耐久性・お手入れのしやすさを事前にチェックしよう
次に注目したいのが、輸入壁紙の耐久性やお手入れのしやすさです。
輸入壁紙には、紙素材やフリース素材(不織布)など、さまざまなタイプがありますが、基本的には国産のビニール素材の壁紙ほどの防水性・耐久性はないものが多いです。
そのため、水はねの多いキッチンや洗面所などの水まわりには注意が必要。
紙素材の場合、水が染みてしまったり、拭き取ろうとして跡が残ってしまうこともあるため、場所に合った素材選びが大切なんです。
ただし、輸入壁紙の中にも表面がビニール加工されているタイプもあります。これなら比較的お手入れがしやすく、汚れが気になる場所でも安心して使えることも。
気になるデザインが見つかったら、その壁紙がどんな素材で、どんなお手入れ方法が適しているかを必ずチェックしてみてくださいね。
見た目だけでなく、暮らしやすさも意識した壁紙選びが、長く楽しむコツです。
輸入壁紙で失敗しないために|注意点と安心して選ぶためのポイント
最後に、輸入壁紙でよくある失敗ポイントを押さえておきましょう。
まず、ロール単位で販売されていることが多いため、必要な量をしっかり計算して購入することが大事。柄合わせが必要な壁紙の場合、余分に長さが必要になるので要注意です。
また、輸入壁紙はタイミングによって在庫切れや廃番になることもあるため、足りなくなってから「同じものを追加購入」ができないことも…。心配な場合は、予備分も含めて余裕を持って注文するのがおすすめです。
そしてもうひとつ、施工できる業者を事前に確認することも重要です。輸入壁紙は貼り方が少し特殊な場合もあるので、「貼れる業者さんかどうか」「施工費はいくらかかるか」など、事前に相談しておくと安心です。
輸入壁紙は選び方次第で、お部屋がぐっと素敵に変わります。
後悔しないためにも、柄・色・素材・施工まで、しっかり検討してみてくださいね。
輸入壁紙を使ったおしゃれインテリアの実例|リビング・寝室・トイレ
輸入壁紙でリビングや寝室を上質空間に|モリス柄やアート系デザイン
こちらはリビングの一角に貼られた、ウィリアム・モリスの「ゴールデンリリィ」の輸入壁紙。
DIYとは思えないほど美しい仕上がりで、壁紙が空間にしっかりなじんでいます。しかも、現状回復が可能な両面テープ施工なので、賃貸のお部屋でも安心して楽しめるのが嬉しいポイント。
柄の存在感がありながらも、元々のお部屋の木の梁や床材の色味としっくり調和していて、ナチュラルで上質なインテリアに仕上がっています。
こちらは寝室の和室に貼られた、ゴッホ(Vincent van Gogh)デザインの輸入壁紙。大胆に描かれた梅の花のモチーフが一面に広がっていますが、不思議と和の空間にしっくりと馴染んでいます。
油絵のようなリアルなテクスチャー感が、平面的になりがちな壁面に奥行きと表情をプラス。
さらに、背景のやわらかなイエローカラーが空間全体を明るく、穏やかな雰囲気に仕上げてくれています。
「洋」と「和」が心地よく溶け合った、個性と調和が共存する寝室の一例。
輸入壁紙の持つアート性と、日本の伝統的な空間との相性の良さが感じられる素敵な実例です。
トイレや玄関におすすめ!狭い空間に映える輸入壁紙の活用術とDIY実例
輸入壁紙を取り入れる場所として、実はとってもおすすめなのが「トイレ」や「玄関」といった狭い空間なんです。コンパクトなスペースだからこそ、大胆なデザインや個性ある柄にもチャレンジしやすく、短い時間でも印象に残る空間に仕上げることができます。
こちらの実例では、トイレの壁にPure Morris(ピュア・モリス)の植物柄の輸入壁紙を採用。しかもこの美しい仕上がり、なんと施主さんご自身がDIYで貼られたものなんです!
淡いベージュトーンに繊細な植物のシルエットが浮かび上がるデザインは、上品でやさしい空気感を生み出しています。周囲の木のぬくもりとも絶妙にマッチしていて、ナチュラルで落ち着いた北欧クラシックのような雰囲気が漂います。
さらに注目したいのが、壁全面に貼っているという点。狭い空間でも壁一面、または全面に貼ることで、視線の抜けが生まれて空間に広がりを感じさせるんです。特にこの事例のように細かい柄を選べば圧迫感が出にくく、むしろ奥行きや奥深さを演出してくれます。
また、窓辺の装飾レールにさりげなく飾られた「どんぐりモチーフ」も素敵な演出。こういった小さなアイテムが空間全体のテーマ性をぐっと引き立ててくれます。遊び心と自然らしさを感じさせてくれる、まさに輸入壁紙ならではの魅力です。
「狭いからこそ、特別な空間にしたい」
そんな想いを叶えてくれるのが、輸入壁紙の醍醐味。DIYでも挑戦しやすく、なおかつ高級感・個性・癒しを一度に叶えることができるのは、他にはない魅力です。
トイレはもちろん、玄関や洗面所など、まずは小さなスペースから始める輸入壁紙を、あなたの暮らしにも取り入れてみてはいかがでしょうか?
輸入壁紙をDIYで楽しむ!実際に壁紙を貼った方の口コミと体験談
輸入壁紙をDIYで楽しむ方が増えています。中でも、先ほどリビングの事例でご紹介した、ウィリアム・モリスの「ゴールデンリリー」を賃貸住宅に取り入れた方の事例は参考になります。
リビングの壁には剥がせる両面テープを使用し、ダイニングの腰壁にはフレスコ糊で施工。半日ほどで作業が完了し、DIYとは思えない美しい仕上がりに。
「アンティーク家具やドライフラワーとも調和して、思わずため息が出るような空間に」
賃貸でも工夫次第で輸入壁紙は楽しめます。自分の「好き」を取り入れて、日常をもっと心地よくできる実例です。
輸入壁紙と国産壁紙!デザイン・機能性・価格から選ぶ理想の一枚
輸入壁紙と国産壁紙、それぞれに良さがあり、どちらを選ぶかはあなたの「理想の暮らし」によって決まります。
たとえば、機能性重視でコストも抑えたい方、特に賃貸や新築の一般住宅では、国産壁紙の扱いやすさや防汚性、価格の手頃さが大きなメリットです。貼る面積が広い場合や、張替えの頻度を考えるなら国産クロスが安心かもしれません。
一方で、「せっかく貼るならおしゃれにこだわりたい」「海外インテリアのような雰囲気を楽しみたい」「空間に個性を出したい」という方には、断然輸入壁紙がおすすめ。デザインの豊かさや色使い、素材感は、国産にはない魅力があります。最近ではDIYしやすい素材も増えており、狭い空間なら気軽に取り入れられるのもポイント。
どちらを選ぶにしても、まずは「どんなお部屋にしたいか?」をイメージすることが大切です。迷ったら、プロに相談したり、少しの面積から試してみるのも一つの方法。
自分に合った壁紙選びで、もっと楽しく、もっと心地よいインテリアを手に入れてくださいね。
輸入壁紙という選択肢で、いつもの部屋がもっと好きになる
いかがでしたでしょうか?
輸入壁紙は、ただ「おしゃれ」なだけでなく、空間に深みや個性を与えてくれるインテリアのスパイスだと改めて感じました。国産壁紙の手軽さや機能性も魅力ですが、「自分らしい空間を作りたい」と思ったときに、輸入壁紙の存在はとても心強いですね。選び方や使い方のコツを知っていれば、意外と気軽に取り入れられるのも嬉しい発見でした。暮らしの中に少しの冒険を取り入れたい方に、ぜひ試してほしいアイテムです。
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山梨県出身。家業である壁紙の卸業を継ぎながら、壁紙専門店「WALLPAPER STORE」のウェブ編集者として活動中。子どもの頃から壁紙という素材に親しみ、その魅力に気づいたのは大人になってから。「空間を一変させる壁紙の力」に感銘を受け、家業とともにインテリア業界での新たな挑戦をスタートしました。 「WALLPAPER STORE」では、壁紙の魅力をより多くの人に届けるため、サイトやSNSで情報を発信しています。DIY好きのチームメンバー「かべのこ」「くーちゃん」「あさくま」そして施主の想いや暮らしに寄り添いながらインテリアを一緒に創り上げる「ウォールスタイリスト」とともに、初心者にも取り組みやすいアイデアをブログやコンテンツを通じてお届けしています。
Profile
1983年、山梨県甲府市生まれ。慶應義塾大学SFC卒業後、インテリジェンス(現パーソルキャリア)に新卒入社。事業企画担当として、中期経営計画策定や予算管理、プロジェクトマネジメントなどに従事。関連会社の統合や事業譲渡、合弁会社立ち上げといった幅広い経験を積む。週末は息子のサッカーに付き添いながら、自分より熱が入ってるかもと思うこともしばしば。根っからの浦和レッズファンで、週末のTV観戦が何よりの楽しみ。子どもが寝た後は、ビールを片手にAirPodsで大音量観戦するのが最高のリラックスタイム。たまに盛り上がりすぎて家族に突っ込まれるけど、それもご愛敬。
