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消臭

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ペットのいる明るいリビングで、壁紙がにおいの粒子を吸着・軽減し、室内の空気を清潔に保つ様子を表した消臭壁紙のイメージ。

消臭とは?

[ 読み:しゅうしゅう / 英語:Deodorization ]

消臭とは、空間に漂う不快なニオイの元となる成分を、化学的または物理的な作用によって除去・抑制することを指します。壁紙においては、表面に加工された薬剤がニオイ分子と反応し、無臭の成分に分解する機能などを指すのが一般的です。

この言葉が指すものと、その役割

適用場所

トイレ、キッチン、ペットのいるリビングなど、生活臭が発生しやすい場所の壁面に使用されます。特にニオイがこもりやすい洗面室や、タバコの煙が気になる部屋の壁紙に付加されることが多い機能です。

目的・ニーズ

生活の中で発生するアンモニアや生ゴミ、タバコのニオイを軽減し、室内を快適な空気環境に保つために選ばれます。芳香剤のように強い香りでごまかすのではなく、ニオイそのものを低減させたいというニーズに応えるものです。

施工方法

施工自体は通常の ビニールクロス と変わりませんが、機能性を持たせるために表面が特殊加工されているため、糊の拭き残しがないよう注意が必要です。既存の壁紙の上から重ねて貼る場合でも、消臭効果を十分に発揮させるためには適切な下地処理が求められます。

注意事項

消臭機能は永続的なものではなく、一般的に数年から10年程度で効果が減退するとされています。また、部屋全体の換気状況やニオイの強さによっては、壁紙だけでは完全に消臭しきれない場合があることも理解しておく必要があります。

混同されやすい、似た表現との違い

抗菌

定義の違い: 抗菌 は菌の増殖を抑制することを目的とした機能です。

用途・適用場所の違い: 食中毒対策や衛生面が重視されるキッチン、医療施設などで重視されます。

素材・機能の違い: 銀イオンや光触媒などの成分により、壁に付着した細菌の活動を抑えます。

価格帯・入手性: 消臭機能とセットで備わっている製品が多く、一般的です。

注意点: ニオイの元となる菌は抑えますが、ニオイ分子そのものを直接分解するわけではありません。

調湿

定義の違い: 室内の湿度を一定に保とうとする機能のことです。

用途・適用場所の違い: 結露が気になる北側の部屋や、湿気がこもりやすいクローゼット内に適しています。

素材・機能の違い: 壁紙が湿気を吸放出することで、カビやダニの発生を抑制します。

価格帯・入手性: 珪藻土などを配合したタイプがあり、通常の壁紙よりやや高価な傾向にあります。

注意点: 湿気による不快感は軽減しますが、化学的なニオイ成分を消す機能とは異なります。

きれいに仕上げるために、配慮したいこと

商品選択時

消臭機能を持つ 機能性壁紙 には、特定のニオイ(ペット用、タバコ用など)に特化したものがあるため、用途に合わせて選ぶことが大切です。また、機能性だけでなくお部屋の ベースカラー との調和も考慮しましょう。

購入時

消臭壁紙はロットによって微妙な色差が出やすいため、一度の注文で必要枚数を確保するようにします。予備を含めて少し多めに発注しておくと、将来的な 補修 の際にも安心です。

施工前準備

壁紙の機能を発揮させるためには、平滑な下地が不可欠です。古い壁紙を剥がした後は、 パテ埋め を丁寧に行い、段差や凹凸を完全になくしておくことが仕上がりの美しさに直結します。

施工中

消臭機能付きの壁紙は表面に凹凸があるデザインも多いため、撫で刷毛で空気を抜く際は力を入れすぎないよう注意します。強くこすりすぎると、表面のコーティングや質感を損なう恐れがあります。

施工後

施工直後は糊の水分を含んでいるため、消臭効果が実感しにくい場合があります。十分に乾燥させることで本来の性能が発揮されるため、数日間は極端な湿気や乾燥を避け、自然に馴染ませるのが理想的です。

あわせて知っておきたい、関連の知識

機能性壁紙

抗菌 、 抗ウイルス 、 防カビ 、 吸音 、 表面強化

室内環境、内装仕上げ