
エンボス加工(えんぼすかこう/Embossing)とは?
壁紙の表面に型押しで凹凸をつける加工のこと。木や石、布のような立体感や陰影をリアルに再現し立体感を生み出すことで、お部屋に高級感をプラスします。厚みがあるため、DIY初心者でも元の壁のわずかなデコボコを気にせず、綺麗に隠して貼れるのが大きなメリットです。
こんなお部屋・シーンにおすすめ
適用場所:リビングや寝室など、陰影による奥行きや温かみを出したいお部屋
目的・ニーズ:高級感の演出や、リフォーム時など下地の凹凸を自然に隠したい場合
施工方法:適度に厚みがあり、下地の影響を受けにくいため初心者にも貼りやすくDIY向け
注意事項:深い凹凸があるデザインはホコリや汚れが溜まりやすいため、水回りでの使用は注意
どっちを選べばいい?迷いやすい用語との違い
プリント壁紙
定義:表面が平滑で柄を印刷した壁紙
用途:フラットな壁面や水回りなど
素材:ビニールクロス等の表面に直接印刷
価格帯:比較的安価でデザインが豊富
注意点:下地の凹凸が表に響きやすい
リメイクシート
定義:裏面がシール状の装飾用シート
用途:家具や小面積のアクセントクロス
素材:薄手で平滑なプリントフィルム
価格帯:手軽に試せる非常に安価な価格帯
注意点:下地の凹凸が表に響きやすい
失敗しないためのチェックポイント
商品選択・購入時のポイント
サンプルの確認:画面と実物で触覚的な立体感や陰影の印象が異なるため、事前にサンプルを取り寄せて確認する。
照明との相性:間接照明などの当たり具合で空間への影響が大きく変わるため、実際に貼る壁にサンプルを当ててみる。
必要数量の計算:柄がある場合はリピート(柄の繰り返し)を考慮し、余裕を持った必要数量を計算する。
ロットの統一:製造ロットによる微妙な色の違いを防ぐため、同じ部屋に貼る分は一度にまとめて注文する。
施工前・施工中の注意点
下地処理の徹底:エンボス加工が軽微な不陸を隠すが、極端な段差は事前にパテ埋め等で平滑な下地処理を行う。
道具の扱い方:撫で刷毛やスムーサーで強くこすりすぎるとせっかくの凹凸が潰れる恐れがあるため、優しく撫でる。
柄の合わせ方:柄合わせが必要なデザインの場合は、プリントの柄だけでなく凹凸の繋がりも意識して貼る。
ローラーの加減:ジョイント(継ぎ目)を処理する際、ジョイントローラーを強く押し付けすぎないよう注意する。
施工後のメンテナンス
ホコリの除去:深いエンボス加工に入り込んだホコリは、柔らかいブラシやはたきで優しく払う。
汚れの拭き取り:汚れが付着した場合は、凹凸の奥に汚れを押し込まないよう、硬く絞った布でこすらず優しく叩き拭きをする。
乾燥のさせ方:急激な乾燥は継ぎ目開きの原因になるため、エアコンの風を直接当てず自然乾燥させる。
関連する用語
表面加工
プリント加工、表面強化、撥水加工