インダストリアル

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レンガ壁とむき出しの天井梁、大きな格子窓が特徴的なインダストリアルスタイルのリビング兼キッチン空間。レザーソファと木製ローテーブル、アイアン素材の照明や家具が配置され、無骨さと温かみが共存する落ち着いた室内インテリア。

インダストリアル(いんだすとりある/Industrial)とは?

工業的、または産業的という意味を持つ言葉です。インテリアにおいては、古い工場や倉庫を彷彿とさせる、剥き出しの鉄骨、コンクリート、無垢の木材といった無機質で機能的な素材感を活かしたデザインスタイルを指します。

この言葉が指すものと、その役割

適用場所

リビング、書斎、キッチン、趣味のガレージ、あるいはカフェのような店舗内装に適しています。

目的・ニーズ

デザイン性 を重視し、都会的でクール、あるいは男性的な格好良さを空間に持たせたいというニーズに応えます。

施工方法

DIY 向けから プロ施工 向けの重厚なタイプまであり、 賃貸 でも使える 剥がせる壁紙 でのラインナップも豊富です。

注意事項

家具や照明もアイアン素材や古材風のものを選ばないと、壁紙の質感だけが浮いてしまう場合があります。

混同されやすい、似た表現との違い

ヴィンテージ

  • 定義の違い:インダストリアルは「工業・工場」を背景とした機能的な美しさを指すのに対し、ヴィンテージは「年代物」全般の古さや味わいを指します。
  • 用途・適用場所の違い: 両者ともリビング等に使われますが、ヴィンテージはより「温かみや歴史」を感じさせたい寝室や居室にも好まれます。
  • 素材・機能の違い:インダストリアルはコンクリートや鉄が主役ですが、ヴィンテージは使い込まれた革や木材の質感がメインとなります。
  • 価格帯・入手性: どちらも ビニール壁紙 で安価に再現可能ですが、ヴィンテージ系は色味がより複雑な 輸入壁紙 も多い傾向にあります。
  • 注意点: 混同して使うことも多いですが、家具を選ぶ際に「金属的・機能的」か「レトロ・装飾的」かで方向性が分かれます。

ブルックリンスタイル

  • 定義の違い: ニューヨークのブルックリン地区にある倉庫を改造した住居を模したスタイルで、インダストリアルの一種ですがより住宅向けに洗練されています。
  • 用途・適用場所の違い: キッチン周りやカフェ風のダイニングなど、家庭の中で「魅せる場所」によく使われます。
  • 素材・機能の違い: 赤レンガや黒のアイアン、木材を組み合わせるのが王道で、インダストリアルよりも素材のコントラストがはっきりしています。
  • 価格帯・入手性: 人気スタイルなため、国内メーカーの サンプル 帳にも必ずと言っていいほど掲載されており、入手は非常に容易です。
  • 注意点: 空間が暗くなりやすいため、照明計画や明るい色の 下地 とのバランスを考える必要があります。

きれいに仕上げるために、配慮したいこと

商品選択時

サンプル を取り寄せ、コンクリートやレンガの質感が安っぽくないか、 リピート柄 が不自然でないかを確認します。

購入時

レンガ柄などは リピート が大きいため、 必要数量 の計算ミスがないよう予備を多めに確保します。

施工前準備

下地 の凹凸をしっかり処理し、特に薄手の 不織布壁紙 などを使う場合は平滑さを出しておきます。

施工中

柄合わせが重要になるため、 ジョイント (継ぎ目)でのレンガのズレや、気泡による質感の歪みに注意します。

施工後

乾燥 による 剥がれ や継ぎ目の開きが目立ちやすい濃色の柄は、専用の補修材を準備しておくと安心です。

あわせて知っておきたい、関連の知識

インテリア

モダン、北欧インテリア、ナチュラル、ヴィンテージ、西海岸風

コンクリート柄、レンガ柄、剥がせる壁紙