
Oval Room Blue(おーばる るーむ ぶるー/)とは?
18世紀後半のデザインにルーツを持つ、少し色褪せたような落ち着きと深みのあるミディアムブルーです。Farrow & Ballの伝統的な ペイント や、その色彩を反映した 紙壁紙 に使用される、時代を超越した洗練されたニュアンスカラーです。
この言葉が指すものと、その役割
適用場所
リビング、ダイニング、寝室、書斎など。空間に奥行きを与え、落ち着いた品格を演出したい場所に向いています。
目的・ニーズ
アクセントクロス として使用し、アンティーク家具やモダンなインテリアを際立たせるドラマチックな背景としての役割。
施工方法
無地でこの色を取り入れる場合は ペイント による 塗装 を、柄を楽しむ場合は同色の 紙壁紙 をプロが 施工 するのが一般的です。
注意事項
F&Bの壁紙製品に無地は存在せず、すべて柄物となります。また、素材は不織布ではなく 紙壁紙 であるため、水を含んだ際の伸縮に注意が必要です。
混同されやすい、似た表現との違い
De Nimes
- 定義の違い:Oval Room Blueよりもグレーとグリーンが強く混ざり、デニム生地を思わせるより「くすんだ」暗めのブルーです。
- 用途・適用場所の違い: よりモダンで都会的な印象を強めたいキッチンや廊下、または落ち着きを重視する空間に適しています。
- 素材・機能の違い: 同じ F&B の ペイント または 紙壁紙 として展開されていますが、明度が低いため空間を引き締める効果がより強力です。
- 価格帯・入手性: ブランドの標準色としてラインナップされており、日本国内でも同様の価格帯で入手可能です。
- 注意点: 暗い部屋ではかなり「黒」に近い発色になる場合があるため、 サンプル での事前確認が欠かせません。
Stiffkey Blue
- 定義の違い:Oval Room Blueよりもはっきりと濃く、伝統的なネイビーブルー(紺色)に近い力強い色調です。
- 用途・適用場所の違い: 空間全体に圧倒的な存在感を与える アクセントクロス や、夜の照明が映えるフォーマルなダイニングに適しています。
- 素材・機能の違い: F&B の水性 ペイント や 紙壁紙 のラインナップに含まれ、Oval Room Blueよりも高いコントラストを生みます。
- 価格帯・入手性: ブランドを代表する非常に人気の高い色であり、広く流通しています。
- 注意点: 濃色のため、 下地処理 が不十分だと光の反射によってわずかな凹凸も目立ちやすい傾向があります。
きれいに仕上げるために、配慮したいこと
商品選択時
壁紙製品はすべて柄物ですので、必ず サンプル を取り寄せ、柄のスケール感と色の沈み具合を実際の現場の光で確認してください。
購入時
壁紙の場合は リピート 計算を正確に行い、塗装の場合は必要量を一度に注文して ロット による微妙な色差を防ぎます。
施工前準備
紙壁紙 は下地の影響を非常に受けやすいため、 下地 を平滑に整えるだけでなく、施工道具の清掃と十分な養生が必要です。
施工中
素材が紙のため、 糊 を塗った後の「オープンタイム」を厳守し、 継ぎ目 の収まりを丁寧に行うことで仕上がりの美しさが決まります。
施工後
塗装の場合は完全乾燥まで数日間、壁紙の場合は急激な温度変化を避けて自然乾燥させ、剥がれや浮きを防止します。
あわせて知っておきたい、関連の知識
De Nimes、Stiffkey Blue、Hague Blue、Stone Blue
紙壁紙 、 ペイント 、 サンプル