Oxford Stone

« Back to Glossary Index
ベージュ系のペンキ缶と刷毛、パレットナイフが並んだ塗装作業の道具一式。缶の上や紙の上に刷毛が置かれ、背景には筆が入った陶器の容器がある落ち着いたトーンの写真。

Oxford Stone(おっくすふぉーど すとーん)とは?

Farrow & Ball(ファローアンドボール)の伝統的なアーカイブカラーの一つで、オックスフォードの大学校舎に使用されている石材の色彩にインスパイアされた、温かみのあるニュートラルなベージュカラーです。

この言葉が指すものと、その役割

適用場所

リビング、寝室、書斎、廊下など、家全体のベースカラーとして、また アクセントクロス としても広く使用されます。

目的・ニーズ

空間に時代を超越したエレガンスと落ち着きを与え、洗練された「石」の ニュアンス を取り入れたい場合に最適です。

施工方法

塗装 による仕上げのほか、この色味を基調とした 輸入壁紙 での展開も多く、 DIY でも非常に人気があります。

注意事項

光の種類(自然光か電球色か)によって、黄色みが際立ったり、より深い土色に見えたりするため、事前の確認が重要です。

混同されやすい、似た表現との違い

Stony Ground

  • 定義の違い:Oxford Stoneよりも赤みが抑えられ、より控えめで落ち着いた「石」の質感に近いベージュです。
  • 用途・適用場所の違い:Oxford Stoneが空間を華やかに温めるのに対し、こちらはよりモダンで静かな空間づくりに適しています。
  • 素材・機能の違い: Farrow & Ball 特有の高品質な顔料を使用している点は共通ですが、アンバーとイエローの配合バランスが異なります。
  • 価格帯・入手性: 同じブランドのカラーチャートに含まれるため、価格や入手方法に大きな差はありません。
  • 注意点: 広い面積に施工した場合、Oxford Stoneよりもわずかに「冷たさ」を感じる場合があります。

Jitney

  • 定義の違い:Oxford Stoneよりもさらに茶色味を帯びた、日焼けした砂浜のようなリラックス感のある土色です。
  • 用途・適用場所の違い:Oxford Stoneが伝統的な「石」の重厚さを感じさせるのに対し、こちらはよりカジュアルで現代的なインテリアに向いています。
  • 素材・機能の違い: 塗料 や 輸入壁紙 としての素材特性は同じですが、色の反射率がOxford Stoneよりも低くなります。
  • 価格帯・入手性: 共通のブランド製品として日本国内でも入手可能で、コーディネートのしやすさも同等です。
  • 注意点: 照明が暗い部屋では、Oxford Stoneよりも一段と色が沈んで見える(濃く見える)傾向があります。

きれいに仕上げるために、配慮したいこと

商品選択時

モニター越しと実物では色味の印象が大きく異なるため、必ず サンプル を取り寄せて実際の壁に当てて確認してください。

購入時

塗装や壁紙の種類によって発色がわずかに変わるため、 ロット 番号を揃えて一度に必要量を注文することが推奨されます。

施工前準備

平滑で美しい色味を出すためには、パテなどによる丁寧な 下地 処理を行い、壁面の凹凸をなくしておくことが不可欠です。

施工中

このような ニュートラルカラー は光の当たり方でムラが見えやすいため、糊の塗り残しや リピート 柄のズレがないか、明るい照明下で確認しながら進めます。

施工後

継ぎ目(ジョイント)が目立たないよう、乾燥が完了するまでは急激な換気や直射日光を避け、自然乾燥を待つことが重要です。

あわせて知っておきたい、関連の知識

Farrow&Ball

Stony Ground、London Stone、Jitney、Cord

アクセントクロス輸入壁紙、リピート