
撫で刷毛(なでばけ/Smoothing brush)とは?
壁紙を貼る際、壁紙と壁の間に入った空気や余分な糊を中心から外側へ押し出し、密着させるための幅広の専用刷毛です。シワや気泡をなくし、美しく平滑な表面に仕上げるために、DIYでもプロの施工でも欠かせない基本の施工道具です。
こんなお部屋・シーンにおすすめ
適用場所:リビングや寝室など、壁紙をきれいに仕上げたい全ての部屋の壁面
目的・ニーズ:気泡やシワを残さず、プロのような美しい平滑な仕上がりを求める時
施工方法:生のり付き壁紙や粉のりを使った DIY、およびプロの施工全般に必須
注意事項:糊を塗布する「糊刷毛」との兼用は厳禁。用途が異なるため必ず使い分ける
どっちを選べばいい?迷いやすい用語との違い
糊刷毛(のりばけ)
定義:壁紙の裏に糊を均一に塗布する専用刷毛
用途:糊なし壁紙に自分で糊付けする際の塗布
素材:豚毛などコシが強く糊を含みやすい毛質
価格帯:数百円から数千円とサイズや素材で様々
注意点:撫で刷毛との兼用は壁紙表面の汚れにつながるので避ける
スムーサー
定義:空気抜きや角出しを兼ねるプラスチックヘラ
用途:刷毛の代用や壁隅・コーナーのクセ付け
素材:適度なしなりを持つプラスチック製が主流
価格帯:数百円程度と安価で手軽に購入可能
注意点:強く擦ると摩擦で壁紙が破れる恐れあり
ジョイントローラー
定義:壁紙のジョイント部分(継ぎ目)を圧着する道具
用途:壁紙同士の隙間や端部の浮きを防止する圧着
素材:ウレタンやジュラコン樹脂などのローラー
価格帯:千円台から三千円程度で耐久性により異なる
注意点:撫で刷毛で全体の空気を抜いた後に使用
失敗しないためのチェックポイント
商品選択・購入時のポイント
サイズの選択:初心者は扱いやすく力の入りやすい9〜11寸(約27〜33cm)の幅広サイズを選ぶのが一般的。
毛の柔らかさの選定:壁紙の材質(傷つきやすい紙や薄手のビニールなど)に合わせて、豚毛や馬毛など毛の柔らかさを選ぶ。
専用品の推奨:乾いたタオル等での代用も可能ですが、均一に力がかからずシワになりやすいため、専用品の購入がおすすめ。
施工前・施工中の注意点
正しい動かし方:壁紙の中心から外側へ「ハの字」を描くように、空気を押し出すイメージで優しく撫でる。
力加減の注意:力を入れすぎると摩擦で壁紙の表面を傷つけたり、テカリが出たりするため注意が必要。
角部分の処理:入隅などの角部分は、刷毛の端の硬い部分を使ってしっかりと壁紙を押し込みクセ付けする。
汚れの防止:作業中は毛先に糊やゴミが付着していないかこまめに確認し、壁紙表面を汚さないよう注意。
施工後のメンテナンス
使用後の洗浄:使用後はすぐにぬるま湯などで水洗いし、根元に付着した糊まで完全に落としきる。
適切な保管:毛先にクセがつかないよう、紐で吊るすか毛を上に向けて仰向けにした状態で保管。
乾燥の徹底:カビや嫌なニオイの発生を防ぐため、直射日光を避け、風通しの良い日陰でしっかりと乾燥させる。
関連する用語
施工道具
DIY、リフォーム