賃貸でも壁紙DIY アクセントウォールでインテリアの可能性が広がる事例

簡単に貼れる!と言っても本当に綺麗に貼れるのか?簡単そうに見えて実は難しそう…。そんなイメージを持たれがちな壁紙DIY。今回は全くDIYに触れたことのない現役大学生のnonoさんに、実際に壁紙貼りに挑戦して頂きました。

今回セレクトした紫と城の壁紙と用意したDIY施工道具

「壁紙選び」から始まる壁紙を使った模様替え。

壁紙を選ぶのは初めてのnonoさん。数ある中から選んだ壁紙はraschというブランドの「525731」。紫のお花が大きく描かれているデザインで、絵のタッチはとても柔らかく、淡い色合いが上品で落ち着いた可愛らしさを感じさせてくれます。「季節に左右されず、主張が激しすぎないこのデザインが、とても気に入りました。」(nonoさん)

お試しキットで糊と壁紙の適合性を事前にチェックする

貼る前の下準備。「お試しキット」と「のりづくり」

お家にお邪魔すると、事前にお渡ししていた「お試しキット」がキッチンに貼ってありました。汚れ防止加工などされている壁紙だと貼り付かないので、小さな端材を実際にお家の壁に貼り、「貼って剥がすことができるか」を試し貼り。「この小さな端材を貼り付けるだけでも、すごい楽しかったです(笑)」とnonoさん。今回のお部屋の壁紙は、問題なく貼って剥がすことができました。

粉糊を水に溶いて貼る準備をしていきます

早速のりづくり。「液体がもったりとしてきた!想像と全然違う!」と初めてののりづくりにニコニコ。混ぜること約5〜10分ほどで出来上がりました。

事前の下準備として壁を綺麗に、思っていたよりも汚れがある。

壁についた見えない埃などを拭き取ると、「こんなに汚かったんですか!?」と、驚きが隠せない様子。剥がれの原因にもなる汚れたち。しっかり壁紙を貼るための大事な工程です。

ローラーで丁寧に糊を塗っていきます。

初心者も使いこなせた!初めて触れる施工道具。

「大きな柄だから少しだけ貼りたい!」というnonoさんの希望で、お部屋のアクセントに、3枚だけ壁紙を貼ることに。壁に塗るのりは、はみ出ても綺麗に拭き取れるのりなので、安心して塗れます。

最初の一枚を貼っていきます。アクセントウォールなので開始位置が重要。

のりを塗ったところに壁紙を貼ってみると、「サンプルで見た壁紙と全然印象が違う!もっと素敵ですね!」と広げた壁紙を見て喜んでくれました。1枚貼るだけでも存在感がある壁紙。実際に壁に貼るとイメージが湧きますね。

丁寧に空気を抜いていく。慣れてくると楽しい。

空気を抜く作業では、「撫で刷毛」という道具を使ってもらいました。「初めて見ました!使いこなせるか不安…」と最初に言っていたnonoさんですが、実際に貼り始めると巧みに使いこなしていました。普段使うことのない道具に触れる新鮮さも、DIYの楽しさです。

貼った壁紙の上端をカッターで切っていく。慣れないとやや難しい。

中でも「唯一、難しかった」と言っていた壁紙のカット作業。1枚目は初めて使う道具に、少し切りにくい様子のnonoさんでしたが、2枚目以降はコツを掴んだ様で、とても綺麗にカットしていました。

初めての壁紙DIYにお友達も興味深々

順調に貼り進めていると、nonoさんのご友人のアリサさんがお手伝いに来ました。貼り途中の壁を見て、「可愛い〜!」とアリサさんもびっくり。

最後の一枚はお友達と二人で、共同作業だと作業も捗って楽しい。

だんだん壁紙貼りに慣れてきたnonoさん。壁紙を貼った経験のあるアリサさんと一緒に、最後の一枚を貼り終えました。真剣な眼差しで柄合わせをする二人。息ぴったりの共同作業と、その後ろ姿からは二人の仲の良さが伝わってきました。

壁紙を貼る前の殺風景な部屋 アクセント壁紙の施工完了後、DIY初心者とは思えない出来栄え。

賃貸ワンルーム 壁紙Before & After

DIYでアクセント壁紙、インテリアの可能性が広がる

清潔感のある真っ白なお部屋。ベッドからラック、カーテンまでも白で統一されていました。どんな壁紙を貼っても映えそうなこの空間がどのように変わったのでしょうか。
ホワイトベースの壁紙を貼ったことで、白のイメージはそのままに。1枚ではなく3枚貼ったことで、アクセントクロスの存在感をダイレクトに感じることができます。

初めてのDIY体験に話題が盛り上がる。

「初心者でも、おしゃれなお部屋にできました。」

アクセント壁紙でおうち時間がさらに充実する。

壁紙を貼り終えたnonoさんにお話を聞きました。統一感にこだわって家具やカーテンを白にしたnonoさんですが、おうち時間が増えて飽きてきてしまったという。そんな中、アリサさんから自分でも壁紙が貼れるということを聞き、壁紙貼りに挑戦することに。「初めは楽しそう!と思う反面、不器用な私でもできるか不安でした…。でも、実際に貼ってみて意外と簡単で、とっても楽しかったです。切る作業はやっぱり難しかったけど、あっという間に貼ることができました。」(nonoさん)

おしゃれになった部屋に笑顔、大満足の様子。

壁紙を選ぶところから、貼るところまで自分で手がけたお部屋。これから毎日目にするお気に入りの壁紙は、nonoさんのライフスタイルの一部となること間違いなし。「何より1番嬉しいのは、思っていた以上にお洒落なお部屋になったことですね。朝起きてすぐ可愛い壁紙が目に入るから、とっても嬉しいです。学校ではリモート授業が多いので、早速この壁紙を背景に授業を受けたいと思います!」(nonoさん)

今回の壁紙DIYにかかった費用は、11,765円(税込)でした。
< rasch525731 1ロール:7700円(税込) / 施工キット: 4065円(税込) >

 

今回使った施工道具はこちら >>> 【施工キット】

 

(文・写真 スタッフ杉)

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