MissPrintの壁紙、大きなインパクトがある

多彩なスタイルにワクワクできる場所

中央道・長坂ICから、車で約3分。2021年9月にオープンした「8BASE」は、日々を豊かにしてくれる生活雑貨のセレクショップや暮らし方にまつわるアイデアが詰まったインテリアコーディネートルーム、非日常を愉しめるカフェなどが入居する複合施設。“BASE=基地”の言葉のごとく、暮らしについて考えを巡らすことを楽しむ基点とできる場所です。

8baseの建物の外観、スタイリッシュな中に素朴な親しみもある。

「8BASEのコンセプトは、八ヶ岳の暮らしと生活を提案する場所。八ヶ岳エリアに暮らしながら、日常を豊かにするアイデアとちょっと贅沢な気分になれる非日常のどちらにも触れられる場所にしたいと思いました」 手がけたのは、八ヶ岳周辺エリアを中心に風土に合った暮らしを家づくりで支える木村工務店。美しい八ヶ岳山麓エリアの風景に溶け込みながら、住まい手の個性が光る唯一無二のカタチを実現する建築屋です。 「生活雑貨を取り扱う『myCABIN yatsugatake』は、私たち木村工務店直営のセレクトショップ。

店内の様子、雑貨もインテリアの重要な要素

ほかには、軽井沢発祥の人気カフェ『エロイーズカフェ』、

客室の様子、自然光を取り入れ、木の温もりを感じる店内。

インテリアと塗料の専門店『Kobuchizawa.Colour』など、暮らしを豊かにすることに長けた方々が集まってくれました」

Kobuchizawa.Colourの中の様子、色見本が所せましと並んでいる

自分をいたわる時間を楽しんだり、気分の上がるお気に入りを見つけたり。大自然に愛される八ヶ岳山麓エリアこそ、自分らしく生きることができる場所なのだと教えてくれます。

「それぞれのお客様に合った暮らしを実現していただきたい。そのための家づくりをしたいと考えています。加えて、人気移住エリアの一つでもある八ヶ岳エリアですから、移住を検討する方がよりワクワクしながら移住するために、八ヶ岳の暮らしを感じてもらうことができる仕組みをつくりたいと考えています」

八ヶ岳の風土と気候や人と人との距離感など、その土地の生活が自分に合うかどうかは移住を検討する際に気になることの一つ。同社は今後、空き家を活用した移住者向けの賃貸を手がけていくほか、8BASEで定期的にイベントを開催していく予定とのこと。

「建築屋の仕事はもはや家づくりだけではありません。理想のライフスタイルを実現するお手伝いをすることや生活に関わる情報を発信していくこと、そして私たちは八ヶ岳生まれの強みを生かして、地域や人と人とのつながりをつくることができたらいいですよね。8BASEは、この地域ならではの新しい暮らしを体験できる場所に育てていくことが目標です」

打合せの様子、空き家問題にも精力的に活動している

八ヶ岳ローカル・木村工務店

新築・リノベーションから空き家・別荘管理まで住まいにまつわる事業を幅広くカバーする木村工務店。そんな同社が家づくりにおいて大切にしているのは、住まい手の想いに触れること。

「それぞれのお客様に合った暮らしを実現していただきたい。そのための家づくりをしたいと考えています。加えて、人気移住エリアの一つでもある八ヶ岳エリアですから、移住を検討する方がよりワクワクしながら移住するために、八ヶ岳の暮らしを感じてもらうことができる仕組みをつくりたいと考えています」

八ヶ岳の風土と気候や人と人との距離感など、その土地の生活が自分に合うかどうかは移住を検討する際に気になることの一つ。同社は今後、空き家を活用した移住者向けの賃貸を手がけていくほか、8BASEで定期的にイベントを開催していく予定とのこと。

窓辺の風景、八ヶ岳が一望できる

1つ1つ選ぶから愛着がわく

遊びながら働いたり、働きながら遊んだり…。働き方が変わってからは趣味の時間が増えていったという人も少なくないはず。どこで、どんな暮らしをしたいか、こだわりをどこに持っていくのか。十人十色の生き方の中で、それぞれに合った暮らしのピースを見つけられる八ヶ岳のコミュニティスペース・8BASE。同所には3つ、WALLPAPER STOREの輸入クロスが採用されています。

新築・リノベーションから空き家・別荘管理まで住まいにまつわる事業を幅広くカバーする木村工務店。そんな同社が家づくりにおいて大切にしているのは、住まい手の想いに触れること。

廊下の窓辺にもデザインされた壁紙

「まず、事務所の正面に選んだのは、八ヶ岳っぽくない一枚(笑)。

cole & son 緑を基調としたサルなど南米の動物が描かれている

南米っぽい雰囲気のある『Cole&Son』の壁紙を選びました。カラフルな花やお猿さんを描いた陽気な印象がとても気に入っています。8BASEの階段には足場板の廃材を使用していますが、その風合いとキャッチー壁紙が絶妙なバランスになったと思います。僕らは異素材の組み合わせや“○○だから”と限定しない遊び心が大好物です」

トイレを開けると、鮮やかな一面の黄色い壁紙

戸を開けた瞬間に鮮やかなイエローが目に飛び込み、思わず「わ!」と言ってしまいそうになる2階のトイレの壁紙は「MissPrint」の一枚。訪れる人たちからも好評とのこと。

インテリアの自由度を体現したトイレ、モチーフの鳥が印象的

「壁紙の使い方の事例として、いろいろなスタイルを見せたいと思いました。調べてみると、鳥は幸運を呼ぶモチーフ。描かれているものの意味を知りながら自分に合ったものを見つけてみるのも楽しいと思います」

1階のトイレは黒を基調としたシックな壁紙

1階「エロイーズカフェ」のトイレには、オーナーさんと一緒に選んだという可愛らしくもスタイリッシュな一枚。“非日常”が味わえる上質カフェに、一層の品格を添えています。

黒とグレー、シックなボタニカル柄の壁紙が特別な空間を演出してくれる

「一つひとつ自分の気持ちに素直に選び、カタチにした住まいって、すごく愛着がわくと思うんです。冒険して、面白いものになったらすごく嬉しいですよね。発見と愛着。愛着あふれるものの中で生活することや、その時間を楽しめる人がどんどん増えていったらいいですよね」

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