初心者にオススメ!DIYでフリース壁紙が簡単に貼れる
WALLPAPER STOREが取り扱う壁紙の中で多くを占める“フリース“壁紙。
フリースとはマスクと同じ素材の不織布のことで、素敵なデザインのある壁紙の裏側にそれが使われています。破れにくくて、糊の中にある水分と一緒になっても伸び縮みがしないから、とっても初心者にオススメ。
今回はそのフリース壁紙の初心者向けの貼り方をご紹介します。
目次
Toggle< 用意するもの >
- 貼りたい壁紙(フリース素材のもの)
- スーパーフレスコイージー(貼って剥がせる壁紙用粉のり)
- バケット
- ローラー
- 刷毛
- 撫で刷毛
- カッター
- 地ベラ
- 竹ベラ
- ジョイントローラー
- タオルor雑巾
STEP 1「のりづくり、下準備」

説明書に従って、必要分の粉糊とぬるま湯を用意します。ぬるま湯をバケットに全量入れ、混ぜながら少しずつ粉糊を入れていきます。もったりとしてきたら完成です。固すぎる場合はぬるま湯を足してください。

壁紙を貼る前に、硬く絞った濡れ雑巾やタオルで、壁についたホコリなど、キレイに拭き取ります。
STEP 2「1枚目の壁紙を貼ります。」

ローラーを使って壁全体にまんべんなく糊を塗っていきます。角などの細かい部分は刷毛を使って塗りましょう。

糊を塗った壁に、壁紙を貼り付けます。

上下5cmほど残し、カットしましょう。

撫で刷毛を使って空気を抜きます。壁紙の中心から上下に空気を抜いていき、壁と壁紙を圧着させます。

カットしやすいように、竹ベラの腹を壁紙に向けて、筋目をつけていきます。角度をつけすぎると壁紙を突き破ってしまう可能性があるので気を付けましょう。

地ベラ・カッターを使って余分な壁紙をカットします。筋目に合わせて地ベラを合わせます。この時、地ベラの尖っている方で壁紙を傷つけてしまわないように進行方向と反対側に向けましょう。
カッターは地ベラの外側から入れましょう。素早くカッターを動かすときれいに切れます。

ポイント:カッターを壁から離さないように地ベラを滑らせながら最後まで切りましょう。

貼った壁紙を地ベラで保護しながら、タオルや雑巾を使ってはみ出た糊を拭き取ります。

STEP 3「2枚目以降を貼っていきます。」
枚目の貼り方と同じく、糊を全体的に塗り、1枚目に柄を合わせ、2枚目を貼っていきます。

2枚目を貼り終えたら、1枚目と2枚目の継ぎ目をジョイントローラーで馴染ませます。

あとは1枚目と同じ工程です。
STEP 4 「最後の壁紙を貼ります。」
最後の壁紙は、角を折り重ねしっかりと竹ベラで筋目をつけます。筋目に沿って、地ベラなどを使ってカットしましょう。

全て貼れたら完成です!


【フリース(不織布)壁紙の剥がし方】
スーパーフレスコイージーを使って貼った、フリース(不織布)の壁紙は簡単に剥がすことができます。端からめくってゆっくりと剥がしていきましょう。剥がした後は、ざらざらとした糊が多少残るので、硬く絞ったタオルや雑巾で、壁をきれいに拭き取りましょう。
✴︎前回の糊が残ったまま再び貼った壁紙は、きれいに剥がれにくくなります。その為、壁紙を貼るときは、予めしっかりと既存の壁紙を硬く絞ったタオルや雑巾できれいに拭き取りましょう。

CASAMANCE(UTOPIA4)111207
ターコイズとベビーブルー、光沢のあるダマスク模様

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山梨県出身。家業である壁紙の卸業を継ぎながら、壁紙専門店「WALLPAPER STORE」のウェブ編集者として活動中。子どもの頃から壁紙という素材に親しみ、その魅力に気づいたのは大人になってから。「空間を一変させる壁紙の力」に感銘を受け、家業とともにインテリア業界での新たな挑戦をスタートしました。 「WALLPAPER STORE」では、壁紙の魅力をより多くの人に届けるため、サイトやSNSで情報を発信しています。DIY好きのチームメンバー「かべのこ」「くーちゃん」「あさくま」そして施主の想いや暮らしに寄り添いながらインテリアを一緒に創り上げる「ウォールスタイリスト」とともに、初心者にも取り組みやすいアイデアをブログやコンテンツを通じてお届けしています。
Profile
1983年、山梨県甲府市生まれ。慶應義塾大学SFC卒業後、インテリジェンス(現パーソルキャリア)に新卒入社。事業企画担当として、中期経営計画策定や予算管理、プロジェクトマネジメントなどに従事。関連会社の統合や事業譲渡、合弁会社立ち上げといった幅広い経験を積む。週末は息子のサッカーに付き添いながら、自分より熱が入ってるかもと思うこともしばしば。根っからの浦和レッズファンで、週末のTV観戦が何よりの楽しみ。子どもが寝た後は、ビールを片手にAirPodsで大音量観戦するのが最高のリラックスタイム。たまに盛り上がりすぎて家族に突っ込まれるけど、それもご愛敬。