壁紙DIYに必要な道具を並べた写真。黄色いローラー、刷毛、スムーサーなどが並び、「貼る前に知っておきたい 道具の揃え方とDIYセットの選び方」というテキストが表示されている。

みなさんこんにちは。山口です。

「可愛い壁紙、家に貼りたいけど…結局どうすればいい?」

そんなふうに思ったこと、ありませんか?

壁紙DIYに挑戦してみたいけれど、「どんな道具が必要?」「どのくらい費用がかかる?」「そもそもどんな壁でも貼れるの?」と不安になる方も多いと思います。

実は、壁紙をきれいに貼るコツは“準備”にあります。

まず知っておきたいのが、壁紙DIYで使う道具。

100均でも揃えられるものもありますが、専用の道具を選ぶと仕上がりが格段にきれいになります。

そして、のり付きではない壁紙を選んだ場合は、貼る前に「のり」を準備する必要があります。

ここからが、DIYの本当のスタートラインです。

初めての壁紙DIY|道具のそろえ方とセットで始める準備ガイド

Step1:まずはのりを準備しよう — 壁紙DIYの出発点

壁紙のりを作る手順。トレイに水を入れて混ぜ棒で攪拌している様子。隣に刷毛とローラー、計量カップ、粉のりが並ぶ。

壁紙DIYの要は“のり”。

のり付き壁紙を使う場合は不要ですが、輸入壁紙やこだわりのデザインを選ぶと、多くが「のりなしタイプ」です。

うちでよく紹介しているのは、賃貸でも使える「貼ってはがせるのり」。

スーパーフレスコイージー」という粉のりを水に溶かすタイプで、混ぜるだけで完成します。

必要なのは、のりを混ぜるバケツとローラー。

バケツは家にあるもので十分ですが、専用の“あみあみプレート付き”のものだと、前後に動かすだけで均一に混ぜられて便利です。

壁紙DIY初心者にも扱いやすく、のりのムラが少ないので失敗しにくいのが特徴。

こうした小さな道具選びの違いが、仕上がりを大きく左右します。

ちなみに、土壁などの凹凸がある壁や古い砂壁には「下地処理」が必要なことも。

どんな壁にも貼れるタイプの壁紙もありますが、心配な場合は施工前に試し貼りをしてみてくださいね。

Step2:貼るための道具をそろえる — 仕上がりを左右する準備

壁紙を貼るために必要な道具を並べた写真。カッター、竹べら、地ベラ、撫で刷毛と、代用できる万能ヘラの比較が示されている。

壁紙をどうやって貼るの?と迷ったとき、まず大切なのが「道具をそろえること」。

壁紙DIYの基本は“貼って、切る”。だから、必要な道具を押さえておけば難易度はぐっと下がります。

貼るときに使うのは、空気を抜くための撫でばけ(またはスムーサー)、筋目をつける竹べら、カット用のカッター、仕上げを整える地ベラの4つ。

どれもホームセンターや100均でも手に入るものが多く、初めての方でも無理なくそろえられます。

また、道具を最小限にしたい方には「万能ベラ」もおすすめ。空気を抜く、筋をつける、カットの当てにも使える万能な一本です。

さらに、のりを塗るためのローラーや刷毛も忘れずに。

これらの道具を代用しようと思えば、ヘラ代わりにカードを使うなど工夫もできますが、専用の壁紙道具を使う方が仕上がりが断然きれい。

壁紙DIYは、正しい道具をそろえるだけで驚くほどスムーズに進むもの。

手に入りやすい道具を賢く選んで、自分のペースで“貼る時間”を楽しんでください。

Step3:仕上げに使う道具も忘れずに — 美しく仕上げるひと手間

壁紙を貼ったあと、巾木についたのりをスポンジで丁寧に拭き取っている様子。壁紙が濡れないように地ベラで保護している。

壁紙を貼ったあと、意外と忘れがちなのが“仕上げ用の道具”。

のりをつけて貼ると少なからず“はみ出し”が出るため、乾く前にスポンジや雑巾でサッと拭き取るのがポイントです。

この一手間で、仕上がりの清潔感や完成度がまるで違います。

また、床や巾木を汚さないようにマスキングテープや養生シートも用意しておきましょう。

どれも壁紙DIYの必須道具で、100均やホームセンターでも手に入ります。

専用の壁紙道具セットを使えば、作業効率が上がるだけでなく、全体の難易度もぐっと下がります。

Step4:道具セットで揃えればスムーズ — 迷わない道具選び

壁紙DIYに使う道具セットを並べた写真。左に初心者向けの道具セット(ローラーや万能ヘラなど)、右に施工キット11点セット(トレイや地ベラなど)が写っている。

ひとつひとつ道具を探すのも楽しいけれど、初心者さんには初めての道具セットでまとめてそろえるのがおすすめ。

必要なアイテムがすべて入っているので、どこで買うか迷う時間も省けて、届いたその日から作業が始められます。

貼る・切る・仕上げるための基本道具がしっかり揃っていて、価格も手ごろ。

先ほどご紹介した「万能ヘラ」や「カッター」、さらにのりを塗るための道具、貼ってはがせる粉のりなど、100均にはない品質の道具がセットになっています。

もう少し本格的に仕上げたい人には「施工キット11点セット」もおすすめです。

プロも使う地ベラや竹ベラ、ジョイントローラー、スポンジ、バケットなどがフル装備されており、DIYでもリフォーム並みの完成度を目指せます。

費用を抑えたいなら100均の道具を一部取り入れるのもOKですが、使いやすさや耐久性を考えると、専用セットのほうが結果的にコスパが良いです。

壁紙DIYにかかる費用は、のりや道具をすべてそろえても意外と手頃。

まずはセットをベースに、少しずつ自分好みの道具を買い足していくのがおすすめです。

迷わず始めたい人こそ、“まとめてそろえる”という選択がスムーズへの近道。

Step5:準備ができたら“最初の一枚”へ — ここからが本番

脚立に乗り、壁の上から青い柄の壁紙を貼り始めている様子。位置を合わせながら慎重に貼り付けている。

道具がそろったら、いよいよ壁紙DIYの本番。

「壁紙ってどうやって貼るの?」「どんなのを選べば失敗しない?」そんな不安も、最初の一枚を貼れば一気に解消されます。

最初はトイレや玄関など、小さな面から挑戦してみるのがおすすめ。作業スペースが狭いほど、必要な壁紙の量も少なく、難易度も低めです。

貼るときは、のりを塗ってから壁にゆっくり当て、中心から外に向かって空気を抜くように撫でていきます。

カットするときは地ベラを当てて、カッターで一気に切るときれいに仕上がります。

慣れてきたら、壁紙をどのくらい必要かを測って、リビングや寝室など広い面にも挑戦してみましょう。

壁紙DIYにかかる費用は、道具やのりを合わせても思ったより手頃。

“自分で貼る”という体験は、コスト以上の達成感があります。

どんな壁紙を選ぶか、どんな空間を作るか――それを考える時間もDIYの一部。

一枚の壁を変えるだけで、暮らしの景色ががらりと変わります。

まとめ:お気に入りの一枚で、暮らしを変える最初のステップ

壁紙DIYの成功は、道具選びと準備でほとんど決まります。

どんな壁紙を選ぶか迷ったら、まずは部屋の雰囲気や光の入り方を意識して選ぶのがおすすめ。

柄もの・無地・北欧風など、どんなのを選んでも、正しく貼れば空間は見違えます。

道具は100均でもそろいますが、専用の壁紙DIYセットを使うと作業がスムーズで失敗しにくくなります。

壁紙をどこで買うか悩んだときは、のりや道具までまとめて購入できるオンラインショップが便利です。

のりを作って貼る、カッターで切る、仕上げて整える。

壁紙DIYは「どうやって作るの?」と感じる方でも、基本を押さえれば誰でも始められます。

お気に入りの一枚で、暮らしの景色を自分の手で変える――その体験が、きっと毎日を少し特別にしてくれます。

株式会社ミライズ 山口剛
山口 剛 (WallStylist & チームスタッフ共著)

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山梨県出身。家業である壁紙の卸業を継ぎながら、壁紙専門店「WALLPAPER STORE」のウェブ編集者として活動中。子どもの頃から壁紙という素材に親しみ、その魅力に気づいたのは大人になってから。「空間を一変させる壁紙の力」に感銘を受け、家業とともにインテリア業界での新たな挑戦をスタートしました。 「WALLPAPER STORE」では、壁紙の魅力をより多くの人に届けるため、サイトやSNSで情報を発信しています。DIY好きのチームメンバー「かべのこ」「くーちゃん」「あさくま」そして施主の想いや暮らしに寄り添いながらインテリアを一緒に創り上げる「ウォールスタイリスト」とともに、初心者にも取り組みやすいアイデアをブログやコンテンツを通じてお届けしています。

Profile

1983年、山梨県甲府市生まれ。慶應義塾大学SFC卒業後、インテリジェンス(現パーソルキャリア)に新卒入社。事業企画担当として、中期経営計画策定や予算管理、プロジェクトマネジメントなどに従事。関連会社の統合や事業譲渡、合弁会社立ち上げといった幅広い経験を積む。週末は息子のサッカーに付き添いながら、自分より熱が入ってるかもと思うこともしばしば。根っからの浦和レッズファンで、週末のTV観戦が何よりの楽しみ。子どもが寝た後は、ビールを片手にAirPodsで大音量観戦するのが最高のリラックスタイム。たまに盛り上がりすぎて家族に突っ込まれるけど、それもご愛敬。