スムーサー

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白色プラスチック製の壁紙用スムーサー。角が丸く、片側に指を掛けるための小さな穴があるヘラ状の施工道具のイメージ。

スムーサー(すむーさー/Smoother)とは?

スムーサーとは、壁紙を壁面に貼り付ける際、表面を撫でて中の空気を押し出したり、シワを伸ばして密着させたりするために使用する板状の道具です。適度なしなりがあるプラスチック製が一般的で、美しい平滑面を作るための必須アイテムです。

この言葉が指すものと、その役割

適用場所

リビング、寝室、トイレなど、壁紙を 施工 するあらゆる壁面で使用されます。

目的・ニーズ

壁紙と下地の間の気泡を抜き、シワを解消して糊を均一に馴染ませること。また、入隅や出隅といった角のラインをきれいに出すためにも重宝します。

施工方法

DIY から プロ施工 まで共通して使われ、壁紙の中心から外側へ向かって空気を追い出すように動かします。

注意事項

撫でバケ と役割が似ていますが、スムーサーの方がエッジが効いているため、力を入れすぎると壁紙の表面を傷つけたり、破いたりする恐れがあります。

混同されやすい、似た表現との違い

撫でバケ

  • 定義の違い: 撫でバケ はブラシ状の毛がついた道具で、スムーサーは平らなプラスチックの板状の道具です。
  • 用途・適用場所の違い: 撫でバケ は広い面積の空気を抜く初期工程に向き、スムーサーは残った細かい気泡の除去や角の押さえ込みに向きます。
  • 素材・機能の違い: 撫でバケ は柔らかい毛で優しく圧着しますが、スムーサーは硬いエッジを使ってよりピンポイントに、強力に空気を押し出します。
  • 価格帯・入手性: どちらも DIY ショップやECサイトで数百円程度で購入でき、初心者のための道具セットには必ずと言っていいほど含まれています。
  • 注意点: 表面に凹凸があるデザイン性の高い壁紙や、デリケートな素材には、傷をつけにくい 撫でバケ をメインに使うのが安全です。

地ベラ

  • 定義の違い: 地ベラはステンレスなどの金属の刃がついた道具で、壁紙をカッターで切る際の「ガイド(定規)」として使われます。
  • 用途・適用場所の違い: スムーサーは「圧着・空気抜き」のために使い、地ベラは主に「カット(裁断)」のために使います。
  • 素材・機能の違い: スムーサーはプラスチック製でしなりがありますが、地ベラは金属製で硬く、カッターの刃を当てることに特化した構造をしています。
  • 価格帯・入手性: 地ベラの方が金属製のため少し高価ですが、スムーサーと同様に一般的な 施工道具 として広く流通しています。
  • 注意点: スムーサーを地ベラ代わりにカッター定規として使うと、スムーサー自体が削れてしまい、次に使う時に壁紙を傷つける原因になります。

きれいに仕上げるために、配慮したいこと

商品選択時

自分の手に馴染むサイズ(手のひらより一回り大きい程度)を選びましょう。角が丸く加工(面取り)されているものは、壁紙を引っ掛けにくく初心者にも安心です。

購入時

道具を個別に揃えるのが不安な場合は、 のり付き壁紙 に付属する「壁紙貼りセット」を選ぶと、最適なスムーサーが同梱されていることが多いです。

施工前準備

スムーサーのエッジに「バリ(突起)」や傷がないか確認しましょう。指で触れて引っかかるようであれば、細かいヤスリで整えてから使用します。

施工中

のり付き壁紙 を貼る際、スムーサーの表面に糊がつくと滑りが悪くなり、壁紙を破く原因になります。こまめに濡れた布で拭きながら作業するのがコツです。

施工後

使用後は糊を完全に洗い落として乾燥させます。エッジが命の道具なので、保管時に傷がつかないようケースに入れるか、吊るして収納しましょう。

あわせて知っておきたい、関連の知識

施工道具

撫でバケ 、地ベラ、カッター、 ジョイント ローラー、竹べら

施工 、 DIY 、 のり付き壁紙