国産壁紙

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国産壁紙(こくさんかべがみ/Japanese notation)とは?

日本国内のメーカーによって製造・規格化された壁紙の総称です。国産クロスとも呼ばれます。一般的に約92cmの幅広サイズが標準で、裏面に紙を使用した ビニール壁紙 が大半を占め、日本の住宅事情に合わせた機能性やコストパフォーマンスに優れています。

この言葉が指すものと、その役割

適用場所

リビング、寝室、キッチン、トイレ、子ども部屋など、住宅内のあらゆる場所に適用可能です。特に水回りや汚れやすい場所には、抗菌・防汚機能を持ったタイプが重宝されます。

目的・ニーズ

コストを抑えつつ、家全体の壁をきれいに仕上げたいというニーズに最適です。また、消臭、抗ウイルス、表面強化など、生活を快適にするための多種多様な「機能性」を求める場面で重要な選択肢となります。

施工方法

主にプロの職人が専用の糊付け機を使用して施工することを前提とした「裏糊付施工」が一般的です。 DIY 向けには、あらかじめ 糊 が付いた状態で販売されている「生のり付き壁紙」も人気があります。

注意事項

輸入壁紙と比べて横幅が広いため、一人での DIY 施工は難易度が上がる場合があります。また、水を含むと伸び、乾くと縮む性質があるため、 継ぎ目 (ジョイント)の処理には技術が必要です。

混同されやすい、似た表現との違い

輸入壁紙

  • 定義の違い: 国産壁紙が約92cm幅の塩化ビニール製が主流なのに対し、 輸入壁紙 は約53cm幅で、素材は 不織布壁紙 (フリース)が多く使われています。
  • 用途・適用場所の違い: 国産壁紙は部屋全体のベースとして、輸入壁紙はデザイン性を活かした アクセントクロス として部分的に使われることが多いです。
  • 素材・機能の違い: 国産は機能性(防汚・抗菌等)に特化したビニール層が厚いですが、輸入壁紙は紙や不織布の質感を活かした意匠性の高さが特徴です。
  • 価格帯・入手性: 国産壁紙は流通量が多く非常に安価で入手しやすいですが、輸入壁紙は希少性や輸送費の関係で高価な傾向にあります。
  • 注意点: 国産は「耳」と呼ばれる余白を切り落とす「重ね切り」が必要ですが、輸入壁紙の多くは突き付けで貼るため施工手順が全く異なります。

ビニール壁紙

  • 定義の違い: ビニール壁紙 は表面に塩化ビニール樹脂を使用した「素材」の分類であり、国産壁紙の約90%以上はこの ビニール壁紙 に該当します。
  • 用途・適用場所の違い: 国産壁紙という言葉が「製造国・規格」を指すのに対し、 ビニール壁紙 は「水拭きができる」といった手入れのしやすさを説明する際に使われます。
  • 素材・機能の違い: 国産壁紙の多くは裏面が紙ですが、一部の輸入壁紙にも表面がビニール加工されたものがあり、必ずしも「国産=ビニール」とは限りません。
  • 価格帯・入手性: 国産の ビニール壁紙 は最も汎用的な商品群として、ECサイトでも数千種類の中から選ぶことが可能です。
  • 注意点: 織物壁紙や 紙壁紙 など、ビニールを使用していない国産壁紙も存在するため、アレルギー対策などで素材を気にする場合は確認が必要です。

きれいに仕上げるために、配慮したいこと

商品選択時:

画面上の サンプル と実物では、面積効果により壁に貼った際の色味が薄く感じられることがあります。大きめの サンプル を取り寄せ、実際の壁に当てて確認することが失敗を防ぐコツです。

購入時

国産壁紙には ロット (製造番号)があり、異なるロットが混ざると微妙に色が合わないことがあります。必要数量を正確に計算し、一度にまとめて発注するようにしましょう。

施工前準備

国産壁紙は薄手のものが多いため、下地の凹凸が表面に響きやすい性質があります。 パテ を使った 下地処理 を徹底し、壁面を平滑に整えておくことが必須です。

施工中

糊 を塗った後の「蒸らし時間(オープンタイム)」を適切に守ってください。これを怠ると、施工後に壁紙が伸びてシワになったり、逆に縮んで 継ぎ目 が開いたりする原因になります。

施工後

急激な乾燥は避けてください。エアコンの風が直接当たると 継ぎ目 が浮きやすくなるため、施工後2〜3日は自然乾燥を心がけることで美しさが長持ちします。

あわせて知っておきたい、関連の知識

壁紙

ビニール壁紙 、 不織布壁紙 (フリース)、 紙壁紙 、織物壁紙、 輸入壁紙

下地処理 、 リピート柄 、 アクセントクロス